昆陽池 コブハクチョウ

 昆陽池生態観察テラス近くに浮ぶコブハクチョウ。
ここにはかなりたくさんの個体が飼われていて、繁殖しているといいます。
ふだん、家の近くでアオサギなどを見て大きいなと思っていますが、やはり白鳥は桁外れにデカいですね。昆陽池の表紙にも書きましたが、ここのコブハクチョウは羽を切られていないので、飛びます。飛んで隣の貯水池のほうに行ったり、あまり人のいないあたりへ飛んで行ってしまったりしますが、半分くらいの白鳥は人のたくさんいるほうの池畔へ上がって丸まって寝ています。白鳥にも個体によっていろいろ性格なども違うのでしょうか。やたらカモを追い立てるものもいます。怒っている時は肩をいからせたような妙な羽の立て方(チンピラみたいです)をしていて、ずいずいとカモに迫っていきます。下は、その恐喝の現場。

 まさに、スワンレイク〜白鳥の湖、といった絵ですが、これはカモを追い払って勝ち誇っているところというか、興奮さめやらず肩をいからせたまま荒い息をしているところというか、まあそういう場面です。
 でも、こうやって見るとよく観光地の湖にある貸しボートみたいに見えちゃいますね。これで把っ手がついてればオマル?

 昆陽池と貯水池の間の細い堤上の道から、木の間隠れに見えたコブハクチョウたち。
 オデットかレダか、といった風情で、さすがに昔から芸術作品のテーマとなってきただけのことはありますね。首のかしげ方なんかが、とても優雅です。でもこれ、オスかも知れないですね。

→昆陽池表紙


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