遠山の金さん

1982〜1986 高橋英樹主演作品 東映/テレビ朝日

第148話 「女のいくさ 花も嵐も踏みこえて!」 1985.7.4  7

 貧乏御家人と富商の仲立ちをして荒稼ぎする悪党ども、ヤバい展開になると取引相手をあっさり消す。しかし手口が荒っぽすぎて桜吹雪を呼んでしまい、一巻の終わりとなるのであった。

嵐山

ロケ地

  • 八重に婿入りする予定だった肥前屋の次男坊が消される夜道、嵐山公園護岸か。検分も同所。
  • 御家人と商人の縁組のからくりについてお竜に話す金さん、茶店は大覚寺護摩堂裏手藤棚そばに設営。いま藤棚は無い。
  • 小普請支配・水野が甲州屋と密談の屋根船、広沢池東岸近くに停泊。弁当を届けに来た八重のシーンもある。
  • 釣りの金さんにツナギをとりに来る早田さま、嵐山公園中州掘割(錦の横あたり)。早田さまは屑屋に変装。

遠山金四郎/高橋英樹 長崎矢お弓/由紀さおり 猫目伝蔵/秋野太作 捨六/小島三児 お竜/伊藤美由紀 虎さん/古代一平 熊さん/北野清治 早田彦十郎/宮尾すすむ 利助/鳳啓助 おかつ/京唄子 八重/西崎みどり 北原義郎 徳田興人 西田良 衣麻遼子 寺下貞信 中嶋俊一 重久剛一 山本一郎 三笠敬子 志茂山高也 富永佳代子 江原政一 世利ゆかり 高根さつき 小谷喜内/根上淳

脚本/本田英郎 監督/山下耕作

※八重の父は喜内、同じ長屋に住む御家人仲間の山本一郎他が繰り広げる愚痴まじり泣き笑い劇場が見もの。小普請支配は北原義郎、勘定奉行狙いで猟官運動資金をかき集め。甲州屋は徳田興人、悪辣な女房は衣麻遼子、彼らに使われる刺客の浪人は西田良。八重の勤め先の船宿で無体をはたらき拒否され、自棄酒食らって大声で婿入りの話喋って消される次男坊は中嶋俊一。
※父の遺骸の上から守刀をとった八重、それを携え悪党の屋敷に乗り込む際、出陣っぽい音楽が流れて笑える。


→ 遠山の金さん 表紙


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