遠山の金さん

1982〜1986 高橋英樹主演作品 東映/テレビ朝日

第71話 「おんな一心太助と深海の美女!」 1983.10.20  4

 難破した船からこぼれた荷を拾った海女たちは消され、離れて見ていた娘は怖じて逃れる。頼った先は江戸にいる姉、姉妹の父もまた三年前、怪しの荷を届けたあと帰らぬ人となっていたのだった。

琵琶湖、大崎寺下

ロケ地

  • 浦賀の浜、海底でお宝入りの木箱を見つけ小屋へ持って入る三人の海女たちのくだり、海津大崎酵素河川敷を組み合わせ。浜は、大崎寺下あたりの岩が迫り出した浜。これが海の方を見るときの画で、林が映る見返りの画(このとき前景に疑似岩置いてある)は酵素を使い、小屋炎上を撮る。お妙の回想シーンの父が死体で上がった浜も、お竜が聞き込みしていて役人に誰何される浜(焼け木杭を前景にしてある)も同所。
  • 浦賀沖で不明となった相模屋の水夫の死体が上げ潮で運ばれて見つかる大川端、広沢池東岸汀。

遠山金四郎/高橋英樹 お志津/あべ静江 猫目伝蔵/秋野太作 捨六/小島三児 お竜/伊藤美由紀 虎さん/古代一平 熊さん/北野清治 早田彦十郎/宮尾すすむ 利助/鳳啓助 おかつ/京唄子 お妙/由美かおる 千代/原田真紀 相模屋作蔵/汐路章 おやす/春やすこ 弥平次/平沢彰 成瀬忠右衛門/倉石一旺 小峰隆司 矢部義章 永田登志雄 宮城幸生 諏訪裕子 世利ゆかり 高根さつき 深谷宏子 小船秋夫 和田昌也 志茂山高也 沢田由美 勝山純子

脚本/石川孝人 監督/井沢雅彦
池田経二作「海女悲歌」より

※お妙は父の死後江戸へ出て魚屋に、威勢良い性質から女一心太助の異名をとる。弥平次は相模屋の腹心、下っ端には小峰さんや小船秋夫も。成瀬は相模屋とグルの、浦賀奉行所支配組頭。


→ 遠山の金さん 表紙


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