桃太郎侍

第100話 「江戸に灯りの戻る夜」 1978.9.10

 油が高騰、民の難儀を見かねた良心的な油問屋は、自ら上方へ買い付けに赴き、安い油を売り出そうとした矢先、思いもよらぬ「邪魔」が入る。全ては同業の悪徳商人の仕業、しかも倅夫婦は先からそやつらに脅され続けてきたのだった。

大覚寺

ロケ地

  • 入水しようとしたところを桃さんに止められた、信濃屋の嫁・お久の告白、大黒屋の女中をしていたお久と清吉がデートの水辺、大覚寺大沢池畔。病の父に滋養ある食べ物をと思い、ふらふらと入ってしまった御止場、大覚寺大沢池(北岸あたりに木札、対岸の水門前を鴨が鳴きながら泳いでゆく)。鴨をとれるはずもなく柵を出てきたところ、大黒屋の倅・仙太郎が出て手籠め未遂/清吉に阻まれたあとは恐喝。
  • 大黒屋の寮、入口は大覚寺望雲亭、譲った油のことで掛け合いに来てたたき出される信濃屋の大旦那は建物玄関〜門。町奉行らを接待する野点の席は青龍苑(築山の上の芝地・茶室前)

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 熊造/茶川一郎 おはる/玉川スミ 仁兵ヱ/深江章喜 おふう/杉村留美子 おみよ/吉本真由美 お兼/南条みづ江 とん太/北野清治 文七/青木義朗 お久/香野百合子 岩瀬将監/睦五郎 清吉/剣持伴紀 信濃屋佐兵ヱ/天草四郎 大黒屋仙造/長谷川弘 仙太郎/根岸一正 石田源内/唐沢民賢 蛙の田之助/山城新伍

脚本/山本英明 監督/山下耕作

※ラス立ち、大黒屋父子を早々と斬り捨てたあとが変わっていて、再生止まってる?と思ったくらい長くタメきかせた演出で、ミュージックなし・太鼓等の効果音のみ。


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