桃太郎侍

第102話 「さらば上方屋」 1978.9.24

 失踪した息子を捜しに江戸へ出てきた浪花屋、似顔を描かせてみると皆のよく知る人・熊造。浪花屋の抱える難儀を解決したあと、熊さん夫婦との別れがやって来る。

今宮神社

ロケ地

  • 浪花屋におはるのことを聞かれてのつばめの回想、おはるが熊造を拾った日のこと。つばめとおはるがくぐる門、今宮神社楼門。行き倒れと聞き行ってみると、ズタボロの熊さんが石橋上にのびている寸法、見物衆を押しのけておはるが抱き起こしてやる。このことを思い出したつばめが逃げ回り中の熊造おはるを見つけるのも今宮神社、夜間撮影。
  • 悪者が成敗され浪花屋に金が戻り、二組の祝言も済み、「浪花屋」一行五人が見送られて発つシーン、上賀茂神社神事橋たもと。一行は橋を西に渡ってゆく。奈良社の鳥居や、二の鳥居続きの玉垣が映り込んでいる。

桃太郎、松平備前守/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 熊造/茶川一郎 おはる/玉川スミ 仁兵ヱ/深江章喜 おふう/杉村留美子 おみよ/吉本真由美 お兼/南条みづ江 とん太/北野清治 文七/青木義朗 おまあ/奈三恭子 長吉/頭師佳孝 塚本三太夫/高木淳一 堀井玄蕃/木村元 浪花屋/天王寺虎之助 坂上伊予守/高桐真 玉川すずめ/西川峰子 蛙の田之助/山城新伍

脚本/野波静雄 監督/山下耕作

※浪花屋の番頭を抱き込んで備前守をも窮地に追い込んでいた老中・伊予守、乗り込んできた桃さんを見て「狂ったか備前守」、桃さんは久しぶりに鶴次郎と名乗っている。


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