桃太郎侍

第103話 「呑んべえ芸者騒動記」 1978.10.1

 体目当てのスケベ客と飲みっくらをして金を巻き上げるうわばみ芸者・春千代姐さん、その行動には訳あり・付け火のため店を失った父にもう一度という思いがあった。桃さんと出会ったことで、放火犯もその裏にいた悪党も一掃され、晴れて相生町に店を出すが、姐さんはまだまだ芸者で稼ぐ気まんまんなのだった。

大覚寺

ロケ地

  • 立花屋を放火犯とみて探っていた元秋田屋の番頭・惣助(亀石征一郎)が殺されて見つかる水辺、広沢池東岸汀。
  • 立花屋へ掛け合いに行く辰造(秋田屋、遠藤太津朗)が襲撃される町角、大覚寺五社明神舞殿まわり。大八親分に傷を負わせた侍(火盗改の大塚)が襲撃犯を始末してゆくシーン、二人が倒れているのは有栖川畔。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 お光/西川ひかる おえい/関悦子 おみよ/吉本真由美 とん太/北野清治 大八親分/鈴木瑞穂 遠藤太津朗 亀石征一郎 伊達三郎 伊藤克 富田仲次郎 潮健児 司裕介 藤沢徹夫 小笠原町子 三浦徳子 高島早苗 島田秀雄 吉原なるみ 北村勝一郎 小牧いづみ 春千代/浜木綿子 蛙の田之助/山城新伍

脚本/加瀬高之 監督/山下耕作

※お話は、みちのく屋開店祝いからはじまる。上方屋のあとへ直った形で、田の字の口利きでやってきた夫婦は彦助とお光。彦助は山形出身、お光は上方訛り。一旦在所に戻っていたおみよは戻ってきていて、みちのく屋で働くことに(立ち位置は以前と変わらず、娘同様)。

★この回から、クレジットにゲストの役名が記されなくなりました。ゆえに文中の人物名は当て字となります。また、役者を間違えている可能性もあります。


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