桃太郎侍

第18話 「材木河岸に消えた影」 1977.2.6

 したたかに酔った仁兵ヱが人殺しに出くわすが、町方と現場へ戻ってみると影も形も無く、夢と片付けられる。その直後色っぽい芸者に惚れられ、仕事も放り出して入れあげる仁兵ヱだが、その女はさる筋から差し向けられた見張り役だった。

流れ橋

ロケ地

  • 芸者・染丸の注進で桃さんに刺客殺到の土手、広沢池東岸。並木と汀を使う。水面の映るシーンは夕景仕立て。ここでは峰打ち。
  • 土左衛門として上がる美作屋の死体、広沢池東岸。葦原際の水中から引き上げ、カメラ池側から。土手を女房のお栄が走ってくる。靄を演出。
  • すずめを拉致し桃さんを地蔵河原に呼び出す一味、流れ橋下木津河原。橋桁はほぼ落ちていて、一部垂れ下がっている。橋脚には芥が絡みついている。水脈は遠景に細く映り込んでいる。
  • 再び賑わう玉川一座、今宮神社絵馬堂。呼び込みは小峰さん。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 熊造/茶川一郎 おはる/玉川スミ 仙太/雷門ケン坊 おみよ/吉本眞由美 ちょろ髭/下之坊正道 仁兵ヱ/深江章喜 お兼/南条みづ江 かん平/桂小かん 二階堂伊賀守/待田京介 お栄/八木孝子 染丸/藤江リカ 遠州屋/伊沢一郎 梶村玄蕃/外山高士 医者/阿木五郎 同心/夛賀勝 伊藤/荻原郁三 岡っ引/大矢敬典 美作屋/新田章 すずめ/西川峰子 猿の伊之助/植木等

脚本/飛鳥ひろし 監督/松尾正武

※ラス立ちマジ斬り、家来と浪人半々くらいで、つばめも背中に短剣刺したりする。作事奉行と遠州屋もバッサリで皆殺し、血振りは逆光で派手。連発銃も出るが、仙太がお手柄。
※美作屋に御殿改築の御用が来たり、いかがわしい水芸が摘発されたのは桃さんが裏で?と伊之助が問う一幕で終わる。


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