桃太郎侍

第218話 「十年目のお化け長屋」 1980.12.21

 むかしお化け長屋で暮らしていた男女二人が再会、男は愛する娘の身売りを阻止するため盗みを働き、女もまた以来辛酸を舐めて生きてきた。やっと会えた二人を隔てるわだかまりをほどき、ふりかかる悪の魔手を滅し、桃さんは旅立つ二人を笑って見送るのだった。

大覚寺

ロケ地

  • おゆうから逃げた長次郎を追った桃さん、身の上について打ち明け話を聞くのは大覚寺天神島木の根方。ここへおゆうがやって来て、二人は意思を確かめ合う。
  • おゆうが女掏摸と聞いてしまった長次郎、仙造のもとへ飛んでゆき問い詰めるのは大覚寺五社明神祠脇林間。つばめが立ち聞き・水面もちらちら映る。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 とん太/北野清治 おたま/舟倉たまき 玉川かもめ/遠藤薫 新藤恵美 平泉征 須賀不二男 木村元 岩田直二 高野真二 白井滋郎 藤長照夫 野間かほる 蛙の田之助/山城新伍

脚本/山本英明 監督/田中徳三

※おゆうは新藤恵美、実は八州の目をかいくぐって江戸へ辿りついた、二つ名を持つ姐御設定。長次郎は平泉征、腕の墨を隠しているが雇い主は知って取り立てた設定、その相模屋は岩田直二。長次郎やおゆうを脅し相模屋の荷受証を盗ませようとするチンピラは木村元、依頼者の相模屋ライバル・井筒屋は高野真二、黒幕の船手奉行は須賀不二男。おゆう監禁の際に出るチンピラに福ちゃん、おゆうを手荒く引き倒したり、救出に来たつばめの手裏剣を肩に受けたり。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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