第24話　「鬼奉行を消せ」　1977.3.20

　遠州屋一家が大暴れ、死人や倒産も出ているなか、桃さんの身近にも被害が出る。裁きを受けさせようという話になり、勇気を出して訴状を出すが、なぜか荒くれどもは釈放されてしまう。一味に密殺された政七親分が、今際のきわに黒幕の正体を知らせていく。

ロケ地

• 夜釣り帰りの桃さんがゆく朝靄の日本堤、大覚寺大沢池堤。おちかの茶店のほか、ぼんぼりがあしらわれている。
• 奥山でもブイブイの弥平次ら四人組、今宮神社境内。玉川一座は絵馬堂に演出。

桃太郎/高橋英樹　玉川つばめ/野川由美子　熊造/茶川一郎　おはる/玉川スミ　仙太/雷門ケン坊　おみよ/吉本眞由美　ちょろ髭/下之坊正道　仁兵ヱ/深江章喜　お兼/南条みづ江　かん平/桂小かん　遠州屋五郎蔵/岸田森　与平/田中春男　政七/東野英心　赤不動の弥平次/小林勝彦　おちか/遠藤真理子　亀田/国一太郎　笹尾備前守/御木本伸介　勘助/中村竹弥

脚本/飛鳥ひろし　監督/田中徳三

※ラス立ちマジ斬り、奉行は桃さんに凄むが「きさまなど奉行ではない・ただの鬼」と斬り捨て。
※訴状を出す話は、勘助の伝手で桃さんに持ち込まれる。