桃太郎侍

第243話 「阿波から天女がやって来た」 1981.6.14

 城代から密命を受けた横目付は、人足に化けて抜け荷の証拠をつかむが、出世をちらつかされ悪党に屈しかける。婚約者の存在が彼を本道に立ち返らせるも、命数は尽きているのだった。

大覚寺

ロケ地

  • 夜釣りの桃さんのうしろを捕方が走る川端、大沢池畔か。このあと人足に化けた辻を匿うことに。
  • 阿波徳島藩上屋敷、大覚寺大門。雄琴が辻に会わせてと掛け合うも、用人に冷たくあしらわれるのは式台玄関(心配してついてきた桃さんは石畳植え込み際に)。ここからの帰り道、雄琴に身の上を聞くシーンは天神島。このユニットは後段にも出る。
  • また藩邸へ押しかけるも不調、帰りに雄琴と別れた桃さんにつばめが成果を聞きに駆け寄ってくる道は相国寺大通院前、このあと鐘楼前付近へ移動し、辻と出くわす。
  • 辻の無事を祈って雄琴がお百度を踏むやしろ、大覚寺五社明神。祠前に百度石を置いてあり、本殿と行き来。後段、雨の中祈る姿を辻に見せる際には、待合というか四阿というか絵馬堂というか建物がこさえてあり、一同そこから眺める。
  • 用人が駕籠をつける長浜屋の寮、大覚寺望雲亭。後段には、夜の絵がイメージで出る。
  • 辻と雄琴が襲われる夜道、広隆寺東塀際、木あり。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 玉川ちどり/坂上味和 とん太/北野清治 玉川かもめ/遠藤薫 白都真理 西田健 加藤和夫 中田博久 鈴木康弘 大木晤郎 笹木俊志 波多野博 蛙の田之助/山城新伍

脚本/飛鳥ひろし 監督/尾田耕太郎

※雄琴(字は当て字)は白都真理、婚約者を信じきった一途さをラストに仁兵ヱが「天女」と表現。一時出世に目がくらむ辻は西田健、ワルぶってるときのほうがいい顔。用人は加藤和夫、船手奉行は博久、悪徳唐物問屋は鈴木康弘。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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