桃太郎侍

第251話 「昔も今もひとり花」 1981.8.9

 人も羨む仲の目明し夫婦だが、女房には秘めた過去。とうの昔に処刑され死んだ盗賊の隠し金が、悪党の知るところとなり、二人の仲を永遠に引き裂いてしまう。

鳥居本八幡宮

ロケ地

  • これより長岡宿の道標ある街道をゆく桃さん、木津堤法面・斜めの道。ところは常陸長岡。
  • 魚を焼いてお昼のつばめたち、木津河原。娘たちは汀ではしゃぐ。
  • 玉川一座が小屋掛けする神社、大覚寺五社明神
  • 亭主の文蔵と一座へ出かけたあと、捕まったはずの盗人三人組に囲まれ、出自のことを言い立てられるおとわ、大覚寺護摩堂まわり。桃さんたちが放生池堤の方から来て、一味は退散。このことを文蔵の耳に入れる桃さん、五社明神祠裏。
  • 実は盗賊だったおとわの父の墓(生前からここへ埋葬するようにしつこく言われていたので、三千両埋まってる気配濃厚/宿場はずれのやしろ近くという設定)、鳥居本八幡宮広場隅に設営(わずかな高みの上に墓石を置いてある)。後段、ラス立ちの際には竹林、広場、鳥居まわり、舞殿前と桃さん大暴れ。また、ここへの出入りの際に、小柴垣の道も使われている。
  • 代官所へ十手を返上に行くも斬られてしまう文蔵、逃げるも力尽き息絶える塀際は広隆寺東塀際、木あり。ここで「許さん」発動。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 玉川ちどり/坂上味和 とん太/北野清治 玉川かもめ/遠藤薫 岩井友見 石橋雅史 中田博久 野口貴史 勝野賢三 白川浩二郎 橋本功 蛙の田之助/山城新伍

脚本/和久田正明 監督/山下耕作

※おとわは岩井友見、文蔵は橋本功。三千両と聞き欲をかく常陸代官・生駒外記は石橋雅史、部下は中田博久。三人組の一人は野口貴史。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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