桃太郎侍

第252話 「花の吉原学問修行」 1981.8.16

 「明烏」よろしく、世間知らずの若旦那に浮世学問を施すことではじまった話は、五重塔入札をめぐる腥い陰謀の渦へ。若旦那の真心が遊女の手管も陥し、悪は滅びてめでたし展開。

映画村

ロケ地

  • 甲州屋の若旦那がとんだ世間知らずという逸話のひとつ、木場で父に叱られるシーンは斉宮神社脇材木置場(蔵や社叢が背景に来る)
  • 若旦那が居続けをしている楼の主が入ってゆく木曽屋の寮、嵐山公園・錦。これを目撃する仁兵ヱは少し離れた西の方にいて、その背後は塀を拵えて覆ってある。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 彦助/谷村昌彦 仁兵ヱ/深江章喜 玉川ちどり/坂上味和 とん太/北野清治 玉川かもめ/遠藤薫 松山政路 小林かおり 曽根晴美 井上博一 森幹太 森章二 小林重四郎 五十嵐義弘 笹吾朗 白井滋郎 徳永まゆみ 蛙の田之助/山城新伍

脚本/飛鳥ひろし 監督/尾田耕太郎

※甲州屋の若旦那は松山政路、大旦那は小林重四郎、ライバルに通じる番頭は森章二。若旦那の敵娼に出る浦里花魁は小林かおり、楼主は井上博一、その兄の木曽屋は森幹太、これと通じる伊達の普請奉行は曽根晴美。ラス立ち福ちゃん入り、曽根晴美の家来。
※五重塔は仙台伊達藩が作るという、浅草のそれより大規模な一件。請負は甲州屋と木曽屋が拮抗と評判。

★役名、役者についての記述は間違っている可能性があります。


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