桃太郎侍

第61話 「浮世の水は辛かった!」 1977.12.4

 遊びが過ぎて勘当された若旦那を預かる与之助だが、頭に花の咲いた世間知らずに連れられて吉原へ足を踏み入れ、とんだ騒動に巻き込まれる。若旦那はなりゆきで好いた妓を足抜きの運び、その途中二件の殺人が起きて、みんな若旦那の仕業にされてゆくのだった。

大覚寺

ロケ地

  • お半を足抜きさせた福太郎、ぐずぐずしていて身請け相手の辰五郎に追いつかれ揉みあいとなる夜の日本堤、大覚寺大沢池堤にぼんぼりあしらい。後段、辰五郎の死体検分のシーンは昼間。
  • 足抜きを手助けした、福太郎の従兄弟の敬吉が怪しいと与之助らに話す桃さん、大覚寺護摩堂脇から出て大沢池畔に。
  • 匿われていた玉川一座から福太郎らを引き取り連れて行く敬吉、駕籠が襲撃される夜道は広隆寺東塀(木あり)
  • 成敗後、福太郎らが放免されるのを迎えに出る桃さん、南町奉行所門は大覚寺大門。このあと福太郎の父の大旦那が駆けつけ、二人の仲を許すシーンは参道で。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 仁兵ヱ/深江章喜 おはる/玉川スミ おみよ/吉本真由美 お兼/南条みづ江 文七/青木義朗 お半/池波志乃 伊勢屋藤兵ヱ/浜村純 遠州屋重蔵/大塚国夫 山上図書/高野真二 仙八/木村元 敬吉/花上晃 辰五郎/玉生司朗 福太郎/松山省二 雉の与之助/藤岡琢也

脚本/山本英明 監督/山下耕作

※ラス立ち、遠州屋の手下のごろつきの一人は福ちゃん?画面左手から飛び出て、斬られてのけぞりつつ右手へ退くが、顔ろくに映ってなくて確定できず。上級者向けの一件。


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