桃太郎侍

第7話 「つばめの詩」 1976.11.14

 つばめの出自が明らかとなる話。
姫さまを迎える寮の座興に呼ばれるつばめ、ヒヒ爺から姫さまを助け出す仕儀となるが、お付きの御女中に昔話を聞かされ、ある情景がフラッシュバックするのだった。

西壽寺

ロケ地

  • 下田屋の子分たちに袋叩きされる職人、今宮神社境内(楼門の北付近、露店多数あしらい)
  • 玉川つばめ一座が小屋掛けする奥山、今宮神社絵馬堂を演出。
  • さる藩の姫さまを迎え入れる飯田屋の寮(今戸)、不明(庭の中から門を撮ってある感じ、画面を暗くして「夜」に演出)
  • 寮から姫さまともども逃げる一同(桃さん・伊之助・つばめ・姫さま付きの藤代)が乗った船、罧原堤下の桂川を航行。櫓を遣る伊之助が、もうすぐ神田川と発言するシーンがある。
  • 目黒のおじさん・勘助がつばめに問い詰められ告白する、むかし女児を拾った今戸の河原、罧原堤下汀。岸辺の花はあしらいものか。
  • 事後、姫さまが身を寄せている菩提寺を訪ねる桃さんとつばめ、西壽寺。参道を上がってゆくと、落飾した姫と藤代が下りてくる。本堂見上げの構図、スモーク演出。

桃太郎/高橋英樹 玉川つばめ/野川由美子 熊造/茶川一郎 おはる/玉川スミ 仙太/雷門ケン坊 おみよ/吉本眞由美 ちょろ髭/下之坊正道 仁兵ヱ/深江章喜 下田屋/長谷川弘 藤代、お品/稲野和子 飯田屋/遠藤太津朗 雪乃/高田瞳 大倉主馬/不破潤 辰造/滝譲二 文蔵/井上茂 勘助/中村竹弥 猿の伊之助/植木等

脚本/結束信二 監督/松尾正武

※元目明しの勘助は、拾った女児を弟の芸人夫婦に預けた次第。
※立ち回りは峰打ち、飯田屋はつばめの的にされきわどい刃打ちをくらう。


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