遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第132話 「白州で歌った男」 1973.1.14

 「本格の盗賊」の情話。稼業ゆえ実の娘を手元に置けなかったかつての大盗は、娘の相手が実は盗っ人と知り足を洗わせようとするが、彼らのお盗めは今まさに進行中なのだった。
わざわざ盗っ人装束で白州へ闖入し、罪に服そうとする男に、遠山桜の温情が下る。

下鴨神社

ロケ地

  • 仕事先の越前屋で格子に細工していた己之吉を見た竜斎、仕事帰りの己之吉の前に現れ、己の素性も告白したうえで娘と上方へ飛ぶよう示唆する林、下鴨神社糺の森。

遠山の金さん/中村梅之助 虎さん/今村民路 お光/水原麻記 半次/島米八 お里/浅川美智子 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 己之吉/和崎俊哉 おしず/東三千 鮎川浩 灰地順 西山嘉孝 出水憲司 森章二 佃和美 岩尾正隆 福本清三 榎原清孝 池田謙治 天宙軒竜斎/大友柳太朗

脚本/有馬泉 監督/河野寿一

※竜斎は易者、裏の顔はかつて一世を風靡した大盗・ほととぎすの友蔵、一の乾分(西山嘉孝)に娘・おしずを養育させている。背に二つ名の鳥を背負うが、「キョキョキョカキョク」とか聞こえてきそうな勢いのファンキーな図柄。己之吉のかしら・夜狐は最近急ぎ働きが増えており、己之吉は不満を募らせている設定。夜狐メンバーに福ちゃん、小峰さん、森章二や出水憲司。
※夜狐が越前屋へ入るのを黙過する金さん、実は虎さんと二人中で待ち構えているのだが、店の人も入れ替え済みで、高崎さまたちが後で寝巻姿を見せているのがおかしい。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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