遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第155話 「わが子を追いつめる男」 1973.6.24

 忠義一途のお店者は、あるじ殺しを己が勘当息子のしわざと思い込み苛烈な態度をとるが、金さんはその倅そこまでとは見ない。果たして途中から雲行き怪しくなり、妙な偽造書類なども出てくるのだった。

大覚寺

ロケ地

  • 血まみれの清吉が妾宅から飛び出して来たのを目撃した飯炊き婆さんが土左衛門で上がる大川、大覚寺大沢池堤水門脇。文三親分たちが駆け付けてくるのを、池に浮かべた屋形船から見る構図が導入。親分は、越後屋の妾・お美代が身投げしたという知らせで来た設定、婆さんを見てハア?だが、池畔の植込み際に女下駄が揃えて置いてあり、お美代の書き置きがのっている寸法(これが偽造だと、あとで知れる)
  • 北町奉行所イメージ、京都御苑管理事務所東門(バンクフィルム)

遠山の金さん/中村梅之助 お光/水原麻記 虎吉/今村民路 半次/島米八 おさと/浅川美智子 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 清吉/藤間文彦 お美代/西山恵子 徳兵ヱ/武藤英司 お滝/白木万理 忠七/和田一壮 桜井浩子 須永克彦 木下サヨ子

脚本/小川英、武末勝 監督/林伸憲

※徳兵ヱは清吉の父で越後屋の番頭、武藤英司が完全な善人って初めて見たかも。お滝は越後屋の女将、白木万理だからお約束の悪女。忠七は手代、悪女とグル。
※女将に手を貸すならず者の一人に福ちゃん、金さんに腕ひねられて派手に飛ぶ。これはラス立ちの一場面。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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