遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第46話 「顔のない女」 1971.5.23

 顔を潰されていた、身分ありげな女の土左衛門。上様の子を身籠っていた御中臈が行方不明になっており、調べると怪しいヒトがざっくざく出てくるのだった。
悪党の片棒を担いだものの、追い使われていた男女二人には、奉行の温情が下される。

琵琶湖、舞子浜

ロケ地

  • 事件現場へ急ぐ文三たち、大沢池畔か(まだ若い?竹が群生。丈は相当に高い)。土左衛門検分の不忍池は大覚寺護摩堂前汀。
  • 上様お手付き中臈・浪路の方の人相書を金さんに見せる高崎、大覚寺放生池(向こうに護摩堂)。ここで語られる、浪路の方が宿下がり中失踪した谷中延命院墓地入口、大覚寺収蔵庫脇塀際
  • 夜、延命院へ赴く金さん、「加持祈祷・七面大明神」の札が立つ門前は大覚寺勅使門前木柵。墓地入口は先に出た収蔵庫脇塀際、墓地はくろ谷か。入り込む寺内はセット。
  • 浪路の方の受人の旗本・戸越邸、いずこかの塔頭か。
  • 延命院イメージ、徳雲寺塀と鐘楼越しに本堂を望む図。高崎が日道の経歴を報告するシーンは大覚寺五社明神祠裏。
  • 戸越が言い残した、浪路の方の出身地・房州館山へ赴く金さん、浜は舞子浜、碑越しに浜を望む図もある。浪路の方の父の漁師・留吉に会うくだり、突堤は南小松港続きの突堤か(もう一つ、かぎ形の突堤も見える)

遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 おしげ/山田桂子 半次/島米八 おさと/浅川美智子 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 延命院日道/小川眞司 浪路の方、かつ/田村奈美 戸崎の進太郎/二瓶秀雄 留吉/永井柳太郎 足立玄海/成田三樹夫

脚本/山崎巌 監督/小野登

※駆け落ち男女を操ってエセ宗教を主催していた黒幕の成田三樹夫、総髪で由比小雪みたいな風体。なりと言えば、延命院潜入の文三と半次の女装が必見。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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