遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第6話 「踊らされた男」 1970.8.16

 火事で牢からお解き放ちになった囚人、帰らぬ一人は運上金強奪事件の唯一の生き証人。悪党ばらはその男を使嗾し遠山奉行暗殺をはかるが、責め殺されたという男の妻子は、他ならぬ金さんに保護されていたのだった。

小椋神社

ロケ地

  • 運上金の荷駄が襲われる橋、犬飼川下河原橋(旧態の木橋)。立ち回りは土手のほか橋上でも。馬を入れてある。別口の二件は不明、遠山配下の手勢が防いだ方は谷山林道か。
  • 遠山奉行が妻子を殺したと源蔵に吹き込まれた伝吉、奉行邸門前をうろうろするシーンは随心院薬医門。金さんに阻止されたあと問答の塀際も同所か(塀には五本線)
  • 金さんが保護しているという妻子に結局会えず逆上して飛び出した伝吉、尾行した敬太に凄む夜道は小椋神社参道橋付近。設定は「金比羅さんの横手のあのやしろ」、敬太談。このあと、捕われていた妻子を救出するも、源蔵の人数に囲まれピンチの伝吉のシーンも同所、参道橋まわりと摂社が使われている。いずれも夜間撮影。なお、橋は旧態の石橋。

遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 敬太/蔵忠芳 おその/水谷旺子 熊公/津田伸 八公/瀬川新蔵 内藤与十郎/那保 半次/樋口史和 千恵/新井麻夕美 要町の文三/柳沢真一 伝吉/柳生博 お菊/安岡真知子 弥造/汐路章 三次/中村靖之助 太一/比嘉辰也 車坂の源蔵/遠藤辰雄 倉田頼母/細川俊之
※お解き放ちのくだり、本門寺へ出頭するよう言い聞かされ頷く囚人の一人に福ちゃん。

脚本/小川英、鴨井達比呂 監督/荒井岱志

※遠山奉行の替え玉をつとめたのは内藤どの、奉行気分を味わってご機嫌、呵呵大笑。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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