遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第60話 「わらべ唄に狂う女」 1971.8.29

 続けて起こる殺人、現場にいつも気触れ女という謎。心が現から離れてしまっている哀れな娘だが、ある音を聞くと惨劇の記憶がよみがえってくるのだった。

梅宮大社東参道

ロケ地

  • 権太殺しの容疑者として美代を番所に連行する文三だが、不手際を同心にひとしきり怒られたあと、彼の指示で放免した美代を尾行する夜道、梅宮大社東参道。駕籠舁きが通りかかり悪心を起こすが、文三関与せず。危ういところへ通りかかる金さん、楼門前の石橋を渡ってくる。金さんにさんざん懲らしめられた駕籠舁きは、堀へ叩き込まれる。
  • 美代の両親の米問屋、および仲間である札差の上総屋にも手をかけたと思しき旗本・前田の屋敷、不明(門と庭が出る。阪口に似るも特定できず)

遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 おさと/浅川美智子 半次/島米八 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 美代/菊容子 前田伝八郎/田口計 徳の市/鮎川浩 同心/剣持伴紀 権太/滝譲二 与兵ヱ/岩田直二 六ヱ門/穂積隆信

脚本/小川英、武末勝 監督/河野寿一

※美代の親への義理で彼女を保護している大家の穂積隆信、なんか悪いことをしてそうと思って見ていたが肩透かし。いや、この人の善人より岩田直二(上総屋)の悪人の方が珍しいか。出水憲司は前田家の中間で悪の仲間、クレジットはベタ。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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