遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第63話 「夜霧に消えた男」 1971.9.19

 金さんが手放しで喜んだ、数奇な出会いで生まれた、純粋に惚れあって結ばれたカップル。しかし男の方は腥い事件を経て醒め、身をひいて去ってゆく。
金さんにも、見ている者の胸にも、苦酸っぱさが残るお話。

広沢池

ロケ地

  • 三社祭の夜、追ってきた番頭たちから逃げたお美乃と清次、二人話す川端は広沢池観音島。帰りたくないという美乃を一旦は置き去りかけた清次だが、すぐに戻ってきてしまう。このとき、二人は一番番頭が雑踏で殺されていたことを知らない。
  • お光が掏った財布を戻し、旅籠代はやり過ごす清次、このあと美乃にもう帰れと言う水辺は大覚寺大沢池畔、船が舫っている。ここへ金さんが現れ、事件のことを話しているとカナ文も出て早とちりで清次逮捕。
  • 伊勢屋番頭殺しの件など、高崎の報告を受ける金さん、大覚寺天神島。二人が腰掛けているのは嵯峨帝碑か。

遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 おさと/浅川美智子 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 清次/福田豊土 お美乃/岸久美子 次郎吉/浜伸二 藤吉/北原将光 京太/関真吾 惣八/神戸瓢介 新助/穂高稔 お慶/滝奈保栄 吉兵衛/北竜二 幸次郎/花沢徳衛

脚本/松山威 監督/林伸憲

※お祭りの賑わいの描写に、映画からと思われるバンクフィルムが多用されている。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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