遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第74話 「江戸をかっ払う男」 1971.12.5

 掏摸のシマ争い、死人も出る物騒さ加減だが、むかし遠山さまが捕えそこなった名掏摸の親爺がらみ情話が基本。
掏摸の親玉同士の対決で、奉行の懐中を競うのも見どころ。

琵琶湖

ロケ地

  • 掏摸の名門・甲州屋の二代目、その三下・辰吉が、掏った財布を物陰で確かめるシーン、宇治・橘橋上〜たもと。彼に声をかける夜鳴き蕎麦の親爺・七兵ヱは中州側の汀にいて、うしろに橋脚を激しく噛む瀬が見える。
  • 鬼源の内懐に入り込む金さん、鬼源の懐を狙い捕まってみせて弟子入りを願う神社、不明。
  • 亭主(甲州屋二代目)が殺されたあと、呆けて川辺に佇むお咲、宇治公園橘橋下手左岸河川敷(丸く張り出しているところ)。乾分が去ったあと金さんが現れ、困りごとができたら平八へと告げる。
  • お咲を人質にして江戸を売る鬼源一行がゆく早暁の浜、琵琶湖西岸松原(舞子浜と思われる)

遠山金四郎/中村梅之助 お光/水原麻記 おさと/浅川美智子 半次/島米八 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 お咲/磯村みどり 七兵ヱ/木田三千雄 辰吉/山崎猛 仙太/串田和美 松村圭造 熊谷武 お勝/伊吹友木子 鬼源/金井大 猪之吉/野崎善彦 権次/木村元

脚本/飛鳥ひろし 監督/河野寿一

※七兵ヱは右手をダメにされていて、やったのは鬼源と知れる。銛で二代目を殺ったのもコイツ。二代目は七兵ヱの娘と駆け落ち、足を洗っていたが、甲州屋のシマを守るため復帰。
※二人の勝負に出張る遠山奉行、黒の着流し。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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