遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第79話 「流れ星を斬る男」 1972.1.9

 医者殺しではじまる物騒な事件は、血よりも濃い友の絆が悪に打ち勝つ、爽快な結末を迎える。彼らを見捨てない、金さんの奔走ぶりも泣かせる。

大覚寺

ロケ地

  • 玄海医師を殺ったのは弟子の草仁と言い張る熊に怒る八、聞き手の金さんは釣り中で、大覚寺大沢池船着(小)に座っている。
  • 南町に自首して出た雲仙、幼い日の回想は大覚寺護摩堂前〜天神島朱橋。腕に墨を入れられ解放された少年時代の二人が、更正を誓って別れるシーン。設定は丹波地方、二人は身寄りの無い子らで構成される少年ギャングの首領とサブ。
  • 番所に括られている雲仙に話を聞くため、金さんが嘘ついて文三親分たちを行かせた辰巳ヶ池、広沢池東岸葦原汀。二人は凍えつつ、ありもしない身投げ人を捜索。半次なんか褌一丁で水の中。
  • 玄海を殺した悪人どもが密談の夜の屋形船、舫うのは大覚寺大沢池
  • お裁きが済み解放された雲仙が出てくる北町奉行所の門、大覚寺大門。門前の木の陰で草仁が待っている。その後二人話す道は大沢池畔〜五社明神。二人を見届けた金さんは大沢池水門のそばに腰を据え釣りをはじめる(八と熊がひやかしに来る。釣れるのは土瓶)

遠山の金さん/中村梅之助 お光/水原麻記 おさと/浅川美智子 半次/島米八 八公/瀬川新蔵 熊公/津田伸 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 雲仙/福田豊土 草仁/山下洵一郎 見明凡太朗 山村弘三 北見唯一 五味竜太郎 日高久 芦沢次男 二宮秀樹 坂東京三郎 松田利夫 池田謙治 伊藤好光 村居京之老輔

脚本/松山威、山田正人 監督/井沢雅彦

※豊土と書いたが、画面は「士」表記に見えた。病臥中で毒を盛られていた勘定吟味役は山村弘三、悪徳医師は北見唯一、偽薬製造の悪徳薬種問屋(見明凡太朗?)に雇われている用心棒は五味竜太郎。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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