遠山の金さん捕物帳

遠山の金さん捕物帳

第85話 「さらわれた女」 1972.2.20

 若い娘がさらわれ、太腿の皮を剥がれるという猟奇事件が続けて起こる。将軍のお声掛かりという椿事は、邪な者どもの欲を大いに掻き立ててしまうのだった。

ロケ地

  • 相馬屋の娘や、寿屋の娘が浪人たちに襲われる大川筋、宇治公園。駕籠がゆく夜道は土手、流されてきた死体が発見されるのは橘橋下の河川敷。河原では、伊勢屋の娘の危機に飛び出した虎吉の大立ち回りもある。
  • 日本橋小網町の蘭方医・大槻法庵邸、民家長屋門(写真参照)。長屋門の前に目立つ仕立ての木と生垣のある一件。浪人の波田久夫の出入りを、飴売り姿の虎吉が見張っている。
  • 伊勢屋の娘が恋人と旅立つのを眺める金さんと虎吉、流れ橋

遠山の金さん/中村梅之助 虎さん/今村民路 お光/水原麻記 お里/浅川美智子 熊公/津田伸 八公/瀬川新蔵 半次/島米八 高崎靖之進/中村靖之介 要町の文三/柳沢真一 大槻法庵/遠藤辰雄 お藤/金井由美 貝塚主膳/永野達雄

脚本/国弘威雄、横堀著 監督/河野寿一

※キャストロールには遠藤辰雄の役名は「玄庵」と書かれていたが、劇中それは長崎の師匠の名前。ロケ地の民家に「大槻法庵」の表札がかかっていた。
※金さん、虎吉に「団平」と呼びかける場面あり。


 → 遠山の金さん捕物帳表紙

※キャストロールの表記が達筆ゆえ、読み間違えている可能性があります。


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