ご存知遠山の金さん

ご存知遠山の金さん

第17話 「恨みの炎が江戸を焼く」 1974.1.27

 樽平が見た怪異は幽霊に非ず、父の汚辱を晴らそうと五年も雌伏していた娘だった。
危機に金さんといういつものパターンだが、五年前お島の父の事件を扱ったのが浅見与力という設定で、彼の見せ場が作られている。

広沢池

ロケ地

  • 釣りに出るも坊主の樽平が、髑髏を釣り上げる川、広沢池東岸。水はかなり抜かれていて、池底に茶店など設営されている。また、この近くにある誘い沼という名の底無し沼のシーンも広沢池と思われる。このときには広い葦原も映る。
  • 北町奉行所、大覚寺明智門。バンクフィルム。

遠山の金さん/市川段四郎 昇り竜の半五郎/工藤堅太郎 お照/田阪都 弥太郎/市川銀之助 鶴吉/古川ロック 亀三/多賀勝 忠太/井上茂 浅見重三郎/楠年明 三味線堀の伝助/谷村昌彦 お町/高梨わかこ 樽平/桂小金治 お絹(お島)/渡辺やよい 勘助/須藤健 伍助/市原清彦 喜兵ヱ/北町嘉朗 楠本健二 千代田進一 滝譲二 有島淳平 岡嶋艶子 智村清 那須伸太朗 特技・宍戸大全

脚本/小川英、田波靖男、四十物光男 監督/林伸憲

※勘助は、材木商・山城屋の現当主、元二番番頭。一番番頭がお島の父で、五年前大金を持ち逃げして行方不明、彼の髑髏を樽平が引き上げる次第。
※タイトルは、思わずぶちまけたお絹の恨み言。これを利用され放火犯に仕立てられかける。
※役名、達筆なうえ薄かったので間違えているかも。字は劇中呼称から宛てたもの。


→ ご存知遠山の金さん 表紙


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