ご存知遠山の金さん

ご存知遠山の金さん

第18話 「弁慶の泣きどころ」 1974.2.3

 大津絵の弁慶が軸から抜け出て強盗殺人をやらかすという椿事が出来、もちろん人為なのだが、からくりに利用された絵師は、金さんの古なじみ。ここから、どうしようもない友を更生させるための仕掛けが展開され、桜吹雪開陳なしのお白州となる。

大覚寺

ロケ地

  • 骨董屋で大津絵の藤娘や奴を仁吉の描いた偽物と看破した金さん、彼が秋明堂をつけていったあと、命じられて浅見与力にツナギをとりに行く弥太郎、奉行所門前は大覚寺明智門。弥太さんは御殿川沿いの松の根方で浅見が出てくるのを待つ(手すりが見当たらない)
  • 秋明堂を殺して逃げた男を追う弥太郎、途中仲間の浪人に邪魔され、その男たちにも船で逃げられてしまい舌打ちするシーン、セットの橋から切り替えで見える趣向の、船がゆく広い水面は広沢池か(セットかも)
  • お白州開廷の際の北町奉行所イメージ、大覚寺明智門。バンクフィルム。

遠山の金さん/市川段四郎 昇り竜の半五郎/工藤堅太郎 お照/田阪都 お町/高梨わかこ 鶴吉/古川ロック 亀三/多賀勝 忠太/井上茂 浅見重三郎/楠年明 三味線堀の伝助/谷村昌彦 弥太郎/市川銀之助 文六/山本麟一 福助/保科三良 伝法三千雄 表淳夫 村居京之輔 藤沢徹夫 平河正雄 福田善晴 関真吾 稲村理恵 特技・宍戸大全 仁吉/谷啓

脚本/小川英、四十物光男 監督/林伸憲

※秋明堂の名が福助。彼に弁慶抜きの軸を依頼した文六は「お役者」の二つ名を持つ島抜けの悪党、今は海産物問屋の手代として潜入中だったという設定、弁慶で出てくる際のなりが傑作(隈取りつき)。
※五年前、仁吉の遊び仲間だった金さんはその時点で背に刺青を背負っていて、援助した彼に見返られ去られた翌年奉行を継いだと語られる。仁吉は、金さんが死んだと思ったまま判決を受ける運び。仁吉をクズと称して金さん、「俺の中にも同じクズがいて見捨てられない」、これが「弁慶の泣き所」。


→ ご存知遠山の金さん 表紙


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