ご存知遠山の金さん

ご存知遠山の金さん

第19話 「ぺてん和尚は殺しがお嫌い」 1974.2.10

 根幹は愚兄賢弟もの、いびつな精神を持った邪悪な兄が奉行に裁かれ、耐えてきた弟が晴れて父母と向き合う展開。これに、梅之助金さんでお馴染みだった蛾次郎が、同じ役回りのエセ坊主で出てからんでくる。

大覚寺

ロケ地

  • 寛永寺僧に化けて伊勢屋へ出向き、大金をゲットする算段を講じてきた三休一行が帰ってくる荒れ寺、門は大覚寺大沢池木戸。内側と「内部」はセット撮り。
  • 破牢した伊勢屋の次男坊・多助が頼ってゆく小梅の乳母宅、民家(軒瓦を出した萱葺、隣接して瓦葺の建物あり)
  • 北町奉行所、大覚寺明智門。バンクフィルム。

遠山の金さん/市川段四郎 三味線堀の伝助/谷村昌彦 お照/田阪都 弥太郎/市川銀之助 鶴吉/古川ロック 亀三/多賀勝 忠太/井上茂 浅見重三郎/楠年明 昇り竜の半五郎/工藤堅太郎 お町/高梨わかこ 樽平/桂小金治 三休/佐藤蛾次郎 杵太/三田村賢二 鬼七/大神信 岩田直二 双葉ひろ子 東竜子 入江慎也 藤本秀夫 松田利夫 宮川龍児 松本智子 特技・宍戸大全 正太郎、多助/石山律 おひで/戸部夕子

脚本/池田一朗 監督/林伸憲

※「将太」の表記は間違いの可能性あり…供侍の格好をしていた三休の仲間だが、名前呼ばれてなかったような。
※鬼七は兄・正太郎とつるむ悪党。伊勢屋あるじは岩田直二、兄を偏愛。
※遠山奉行と懇意と吹いていた三休、ラストに騎馬の奉行と行き会い「ぺてんはやめなよ」と諭されるオチつき。


→ ご存知遠山の金さん 表紙


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