ご存知遠山の金さん

ご存知遠山の金さん

第23話 「ご禁制の海から男が来た」 1974.3.10

 何やら物騒なトラブルに巻き込まれているらしき船乗りは、お照の幼馴染。彼女を連れて「楽園」に戻ることを望む男だが、しがらみは断ち切れず、お照の心に引っかき傷を残して去ってゆくのだった。

宗忠神社

ロケ地

  • 田原河岸へ船をつける長一郎と勘助、大覚寺大沢池岸。待ち伏せされており、毒矢をくらった勘助は死闘のすえ立往生、これは五社明神で。騒ぎを聞きつけた伝助たちがやって来るのは放生池堤。
  • 縁談を無理に勧める父に怒って出てきたお照、長一郎とばったり出会う神社は神泉苑、法成橋上から境内池端へ(茶店設定か、緋毛氈を敷いた床几が出ている)。後段、ルソンの話をしてお照にプロポーズする長一郎のシーン、貰った鈴を捨てるお照のラストシーンにも出る(鳩がいっぱい)
  • 誘拐されてしまった勘助の娘を捨て身で助けようと決めた長一郎、金さんに訴状を託すシーンは宗忠神社参道・備前焼逆立ち狛犬脇。吉田山荘との境の塀の上の有刺鉄線が映っている。
  • 勘助の娘をエサに渡海屋が長一郎を呼び出した橘橋、宇治公園橘橋

遠山の金さん/市川段四郎 弥太郎/市川銀之助 昇り竜の半五郎/工藤堅太郎 お町/高梨わかこ お照/田阪都 鶴吉/古川ロック 亀三/多賀勝 浅見重三郎/楠年明 三味線堀の伝助/谷村昌彦 忠太/井上茂 樽平/桂小金治 長一郎/和崎俊哉 村上冬樹 潮健児 三田桃基子 千葉敏郎 古関達則 稲村理恵 広瀬登美子 特技・宍戸大全

脚本/池田一朗 監督/岡本静夫

※渡海屋は村上冬樹、毒矢吹きは潮健児か。
※長一郎への判決は「六十余州」所払いで「ルソンへ帰れ」。また、中ほどには長一郎が鎖国政策にダメ出しするシーンもある。


→ ご存知遠山の金さん 表紙


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