ご存知遠山の金さん

ご存知遠山の金さん

第4話 「竜の首が恋をした」 1973.10.28

 天然少女を拾ってしまった半五郎、命を狙われているらしい彼女をいやいや保護するうち、「俺の嫁を守る」に変じる。
この恋が実らないオチに収斂する話は、けっこう殺伐な人身売買ネタ。

大覚寺

ロケ地

  • おちよが「ここから来た」と言った小間物屋・吉野屋、その番頭と良からぬ筋でツナギをとっていた岡っ引が殺される川端、広沢池東岸。弥太郎が追って見つける際は夜間撮影、検分は昼の画。
  • 半五郎の長屋から消えたおちよ、摘んだ花を持って歌い歩く土手は大覚寺大沢池堤、南町同心・大原に出くわす。その後子ら遊ぶシーンは天神島、大原の手先の下っ引が植込みに潜み見ている。金さんと半五郎が捜しに出張る、おちよの姉の塚は大沢池畔に設営。天神島では立ち回りも。
  • 北町奉行所、大覚寺明智門。バンクフィルム。

遠山の金さん/市川段四郎 三味線堀の伝助/谷村昌彦 お照/田阪都 鶴吉/古川ロック 亀三/多賀勝 忠太/井上茂 浅見重三郎/楠年明 弥太郎/市川銀之助 昇り竜の半五郎/工藤堅太郎 お町/高梨わか子 樽平/桂小金治 おちよ/林由里 大原一之進/長谷川明男 白石奈緒美 大橋壮多 田中弘史 阿波地大輔 浜田雄史 志賀勝 河東けい 鳥巣哲生 特技・宍戸大全

脚本/小川英、茶木克彰 監督/林伸憲

※大原と組んで、売り飛ばす娘たちを隠していた吉野屋の女将は白石奈緒美(典型的悪女メイク)、番頭は田中弘史。一味の強面に阿波地大輔、消された岡っ引は浜田雄史(と思う)、下っ引は志賀勝。ラスト、川越から出てきたおちよの許婚は大橋壮多で、名前が半五郎。
※おちよに去られヤケクソ涙の半五郎、背なの竜がまばたき。


→ ご存知遠山の金さん 表紙


・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪テキスト版目次 ・ロケ地一覧
・時代劇の風景トップ  ・サイトトップ