ご存知遠山の金さん

ご存知遠山の金さん

第40話 「江戸一番の男伊達」 1974.7.7

 金さんと荒くれ旗本の喧嘩に割って入った男伊達(自称)は、江戸紫の鉢巻を額にしめた助六、但し三軒茶屋産。旗本の乾分が吹き矢で殺され助六が疑われるが、闇から毒矢を吹いたのは仇討ちを志す娘なのであった。

大覚寺

ロケ地

  • 御家人・篠山を殺した凶器の吹き矢を金さんに見せる浅見与力、大覚寺天神島祠脇。
  • 野菜や米を山ほど抱えて三軒茶屋から帰ってきた牛松、御家人・浅田に斬られる四谷の先の夜道は大覚寺五社明神。牛松は舞殿で一休み。
  • 貸元の手下・長吉をシメる金さん、大覚寺石仏前〜護摩堂前。ここへ、天神島朱橋を渡って助六が来かかり、牛松を殺した者の名を立ち聞いてしまう。
  • 大庭と浅田が町を行くところ、助六が出て牛松の仇と斬りかかるのは赤山禅院本殿前。赤鰯を折られピンチのところへ、吹き矢が飛んできて浅田を倒す。おしのと助六が大庭に斬り立てられ危ないというところへ、金さん登場。
  • 大庭に十年前父を殺された際の回想シーンで出る林、不明(山中?)
  • 北町奉行所、大覚寺明智門。バンクフィルム。

遠山の金さん/市川段四郎 忠太/井上茂 浅見重三郎/楠年明 三味線堀の伝助/谷村昌彦 おしの/松本留美 大庭/宮口二朗 浅田/中村秀雄 牛松/原万平 篠山/五十嵐義弘 玉生司郎 奄美良平 榊原大介 藤本秀雄 大橋みつ子 特技・宍戸大全 助六/左とん平

脚本/今村文人 監督/河野寿一

※白州では、大庭の大事にしている鸚鵡(鸚哥かも)を、証を立てるためと称しおしのに吹き矢で狙わせるという趣向が出てくるが、鳥フェチ大庭が物狂いとなるさまを描こうとしたとは思うが、なんか不消化というか判り難い。


→ ご存知遠山の金さん 表紙


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