ご存知遠山の金さん

ご存知遠山の金さん

第45話 「奉行もしくじることがある」 1974.8.11

 遠山奉行が初めて裁いた事件、量刑が適正だったか否か心残りだったその一件が、時を経て再検証されることに。ずっと若者を見守ってきた金さん、誤謬なきを確信し、善悪を峻別するのであった。
友吉を虚無僧姿で見張っていて金さんに「芝居で」ボコられたり、遠山奉行邸へ刀を盗みに入ってくる金さんの世話を焼いたり、浅見さまタイヘン。

相国寺

ロケ地

  • 釣りの金さんと話す浅見与力、大覚寺大沢池堤水門そば。板前・友吉の更生ぶりや、遠島になった兄貴分・喜六の話題が出る。
  • 喜六が御赦免になって戻ってくることを友吉に知らせる浅見、宇治公園橘橋上。
  • 悪事の仲間として金さんと会う友吉、宇治公園中州法面。漁具あしらい。
  • 遠山奉行邸へ入った金さん、刀を盗んで出てきて、外で待っていた喜六・友吉とともに逃げてくる夜のやしろ、相国寺宗丹稲荷
  • 金さんが刀を売りに行かされる因業金貸しの御家人・秋元邸、相国寺光源院(夜間撮影)。前の路地に壁を作って角地にして、そこから出て光源院へ入る流れ。
  • 北町奉行所、大覚寺明智門。バンクフィルム。

遠山の金さん/市川段四郎 三味線堀の伝助/谷村昌彦 お照/田阪都 鶴吉/古川ロック 亀三/多賀勝 忠太/井上茂 浅見重三郎/楠年明 弥太郎/市川銀之助 友吉/太田博之 三蔵/花沢徳衛 喜六/三上真一郎 お峯/作本都 高杉玄 山村弘三 特技・宍戸大全

脚本/小川英、四十物光男 監督/鳥居元宏

※友吉は二年前盗みに入った際秋元を刺してしまうが寄場送り、かたや強盗未遂だけの喜六は終生遠島、喜六の悪質性を鑑みての裁きだった次第。秋元は山村弘三。友吉が勤める料理屋の親爺は三蔵、彼の娘のお峯と友吉は祝言をあげる予定。


→ ご存知遠山の金さん 表紙


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