ご存知遠山の金さん

ご存知遠山の金さん

第7話 「星はきれいか悲しいか」 1973.11.18

 宿無し不良ガキ二人、座頭を襲って金を盗ろうとするが、そやつ実は目あきなうえヤバい組織が裏に控えていた。
彼らを救うのはもちろん金さんだが、詐欺の証拠の偽造証文を「確保」したのは、ガキどもにも見下されて道具に使われたりしていて、いい人すぎて泣けてくる半五郎兄哥なのであった。

下鴨神社

ロケ地

  • 茶店の団子を狙った仙太とお吉、親爺が居眠りこいてる茶店は下鴨神社河合社塀際(南東角)に設営。取り合いをしているうちに露見、追われるのは河合社東塀際〜糺の森へ。その後河合社裏手で二人取っ組み合い、意気投合したあと座頭を狙うのは池跡。相手が曲者でシメられ、巾着持ってからがら逃げるところへ金さんたちと出くわすシーンは泉川畔(金さんと半五郎は釣り道具を持っている)
  • ヤバい証文をガキに盗られた座頭・松の市が水死体で見つかる川、上賀茂神社ならの小川。南の端っこあたり、導入は境外の柵から見た図。見物衆の一人に峰蘭さん。
  • 二人を樽平から連れ出し、松の市が殺されたと告げ経緯を聞く金さん、赤山禅院境内の池端(切石橋たもと、対岸に本殿の玉垣が映り込んでいる)
  • 仙太とお吉が検校を強請る算段を話す神社(?)、不明。玉垣が見えるような。
  • 半五郎を人質にされ、証拠の証文を持って来いと言われ、検校邸を走り出る仙太、不明(五本線入りクリーム色筋塀、門越しに庫裏がのぞく)

遠山の金さん/市川段四郎 昇り竜の半五郎/工藤堅太郎 お照/田阪都 お町/高梨わかこ 三味線堀の伝助/谷村昌彦 鶴吉/古川ロック 亀三/多賀勝 忠太/井上茂 浅見重三郎/楠年明 弥太郎/市川銀之助 樽平/桂小金治 仙太/豊岡晋 お吉/大森不二香 風祭検校覚一/汐路章 江幡高志 浜伸二 藤長照夫 畑中怜一 森秀人 熊谷武 江原政一 山下義明 特技・宍戸大全

脚本/小川英、四十物光男 監督/荒井岱志

※江幡高志は検校の手下の座頭。
※証文は、塀の穴から見える星を見て無くお吉にいたく同情した半五郎が、手近にあった巾着の中の証文をとって空が見えないように穴を塞いだという次第。夢うつつの行動。


→ ご存知遠山の金さん 表紙


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