遠山の金さん II

1982〜1986 高橋英樹主演作品 東映/テレビ朝日

第16話 「肝っ玉一代女!」 1986.2.11  9

 荒くれた娘鍛冶屋のおひょう、いかがわしい男女関係に異常に厳しく、後先考えず殴りかかったり。そんな振舞を仕出かすには、悲しい訳があるのだった。
そして、よりにもよってその「訳」の元が蹄鉄で人を次々殺し、彼女に盗みの罪をなすりつけようとしていた。

嵐峡

ロケ地

  • 屋形船からおりた男女は不倫関係、夫が帰ったらバレると慄く武家の妻女がその場で殺される船着、嵐峡船着(嵐亭前)。検分は昼間。
  • おひょうに聞き込みに行き、瘤を作って戻ってきて報告する早田、仁和寺グラウンド塀際。
  • おはんが嵐清十郎と乗る屋形船、嵐峡をゆく。言い寄られる船内はセット撮り。
  • 嵐清十郎とお美輪の屋敷(今戸にある設定)に乗り込むおひょう、大覚寺望雲亭。門内外で立ち回り、邸内はセット。

遠山金四郎/高橋英樹 お弓/由紀さおり 虎さん/古代一平 熊さん/北野清治 お蘭/かたせ梨乃 捨八/佐藤晟也 青目久蔵/西川のりお 早田彦十郎/宮尾すすむ おはん/中尾ミエ おひょう/三浦リカ 嵐清十郎/船戸順 お美輪/桜田千枝子 三田篤子 新橋伸介 矢部義章 志茂山高也 鈴川法子 頼成裕子 三星東美 川辺俊行 山口まゆみ 石井洋充 浅井誠 浜田隆広

脚本/山田隆之 監督/居川靖彦

※おひょうの父は高名な鎌倉の刀鍛冶だったが、妻のお美輪に去られてのち刀が打てなくなり蹄鉄を打つ鍛冶屋に。お美輪の行く先はおひょうの実父・役者の清十郎のもと。彼らは妾宅等へ押し入る強盗団で、百日鬘をつけ五右衛門参上などと大書してくる手口が特徴。毒婦・お美輪は奉行の刺青に毒づきつつ引かれてゆくが、去り際娘に「幸せになりな」と囁く。
※ラス立ち福ちゃん入り、浪人姿。手拭で首絞められるシーンがどアップ。


→ 遠山の金さん II 表紙


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