遠山の金さん II

1982〜1986 高橋英樹主演作品 東映/テレビ朝日

第7話 「女講釈師 双肌脱いだ妖艶舞台!」 1985.11.26  8

 いま売り出し中の女講釈師・紅梅には哀れな過去、実の妹を陰ながら見守る日々。そして父を獄死せしめた「過去」から、魔手が姉妹に忍び寄るが、金さんは悪のからくりを知悉しているのであった。

大覚寺

ロケ地

  • 島抜けの辰蔵の死体検分、大覚寺御殿川河口河床。見物衆は有栖川岸に。石積に梯子が立て掛けてある。見に行く人々が船宿の前を走っている。辰蔵は紅梅の父(盗賊)の乾分、御用金盗が誰か島で知って知らせに帰ってきた次第。
  • 早田やお蘭(九兵衛の女の料亭へ下女で潜入中)とツナギをとる金さん、仁和寺九所明神本殿前。
  • 紅梅の妹のお光が悪党どもに連れ込まれる根岸の松田屋寮、清流亭に似るも前の石畳等細部が違う。

遠山金四郎/高橋英樹 お弓/由紀さおり 虎さん/古代一平 熊さん/北野清治 お蘭/かたせ梨乃 捨八/佐藤晟也 青目久蔵/西川のりお 早田彦十郎/宮尾すすむ 紅梅/神田紅 犬神甚三郎/青山良彦 九兵衛/黒部進 川村真樹 三田篤子 下川久美子 有島淳平 頼成裕理子 稲垣陽子 紅かおる 原田和彦 宮崎博 桂登志子 田中喜代美 山田良樹 壬生新太郎 高谷舜二

脚本/高木謙 監督/松尾昭典

※紅梅は、幼時に赤子の妹の行く先を案じ富商前に捨て子。タイトルの双肌脱ぎは肉襦袢で残念だが、妲己のお百演じる際「ちょっとだけよ」って感じの肩とか足とかチラ見せはある。
※犬神は南町筆頭与力、九兵衛らと組んで御用金を盗み、紅梅の父に罪を着せて獄死させ、辰蔵は遠島に。
※お蘭の家が出てきて、早田さま鍼灸治療受けてる。


→ 遠山の金さん II 表紙


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