水戸黄門 第一部

第20話 「父を尋ねて」 1969.12.15

 はるばる大和から父を捜しに来た子、しかし彼の父様は郡代の役人などではなく、悪代官の手先となって弱い民百姓を痛めつける雇われ浪人なのだった。
代官は光圀を警戒し網を張っていたが、老公が子に助さんを付けたため、「じじいとお供一人のユニット」はまんまと通過。

ロケ地

  • 吊り橋が落ちたと聞く茶店、不明(山上の地道、眼下に里や田地も見える)。ラストシーンの山道もここと似ている。
  • 相部屋になった少年・次郎吉に助さんを付けてやる老公、二人行く山道は崖地や林間など。渡渉する谷川は清滝か。熱を出した次郎吉を寝かせてやる小屋、酵素か。
  • 谷沢へ導く道標のある街道、棚田の畦道か。後段、老公と格さんが来る際は、見張りの役人の背後に土が露出した崖が見えている。
  • 鯖江領谷沢郡代所、民家長屋門。次郎吉と助さんは門番に追い払われる。門内から外を見る図も出る。
  • 助さんと次郎吉がお昼をつかう道端、北嵯峨農地道隈の石置場か。

脚本/浅井昭三郎 監督/田坂勝彦

※次郎吉の父様は大友柳太朗、彼の馴染みの酒肆の女は河村有紀。郡代の手先の怖い役人は山本麟一、老公に斬りかかって成敗される。老公と助さんを見逃してしまう小役人は小峰さん。年貢の猶予を願い出て打擲される百姓に玉生司郎。


 →水戸黄門第一部表紙

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