水戸黄門第14部

第6話 「恩讐越えたこけし人形」 1983.12.5

 後世鳴子名物となったこけし、その出で来はじめには、ひとりの侍の哀しい過去が隠されていた。
里人の僅かな収入をも私せんとする悪党どもは、討つも討たれるも悲劇の仇討ちを道具にと企み、墓穴を掘る。

柊野堰堤

ロケ地

  • 古川へ一里の山道をゆく老公一行、谷山林道切通し。遠景に桂川が蛇行するさまが映っている。以降、老公の忘れ物を取りに行って遅れた格さんが、道に斃れた多三郎を拾う街道や、ラスト旅立ちの街道も同所、だいたい片側切通しの山道が使われている。
  • こけしを考案した浪人・忠兵衛が住まう鳴子の寺、西明寺。山門のほか、お堂まわり、参道坂や指月橋、清滝河畔など、いろんな個所が各場面で使われる。
  • 忠兵衛の回想、欲がらみで娘・美里の縁談を進めた鵜島伝八郎と諍い、二人を死なしめた河原、柊野堰堤下左岸河原(巌の下)。設定は小浜藩領。
  • 多三郎と忠兵衛が相対する仇討ちの小松ヶ原、柳谷か(山中、崖下の広場。地面には小川じみた小流れもちらり)

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 風車の弥七/中谷一郎 お照/鈴鹿景子 由紀/片山由香 彦六/多々良純 浄海/増田順司 丸高屋宗助/神田隆 唐沢左門/早川雄三 鵜島伝八郎/永野辰弥 美里/長尾深雪 土産物屋の主人/堀内一市 職人/大木晤郎 旅籠の女将/双葉弘子 遠野与太夫/丘路千 政吉/笹木俊志 吾平/鈴木康弘 遠山金次郎 小峰隆司 細川純一 白井滋郎 鵜島多三郎/森田健作 田坂忠兵衛/中村敦夫

原案/葉村彰子 脚本/芦沢俊郎 監督/居川靖彦

※忠兵衛は美里の恋人、美里は割って入って父に斬られ、忠兵衛は思わず刀を振るい伝八郎を斬ってしまった次第。その後忠兵衛は逐電、鳴子に辿り着く。仇を求めつらい旅をしてきた多三郎は弱りはて、格さんに保護される。事後、多三郎には老公から藩主あての文が与えられる。忠兵衛が描くこけしの顔は、多三郎の姉・美里の面影。
※仇討ちの見分に出向いた郡代・唐沢の隣に控える藩士は福ちゃん、ラス立ちも参加。


 → 水戸黄門第14部表紙


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