水戸黄門 第十六部

第17話 「正義運んだ七里飛脚」 1986.8.18

 七珍ならぬ、七里飛脚に関わる老公。城下の問屋場のお墨付きを狙う木綿問屋、後ろには睨んだとおり重職が控えていた。
悪党の企みで開催される飛脚レースが見もの、弥七やお銀も走る。

琵琶湖

ロケ地

  • 宍道湖イメージ、本物(嫁ヶ島入り)。湖を見て出雲街道をゆく一行、琵琶湖西岸松原(以降、何度も出てくる。茶店がしつらえられたり、漁師小屋が作られていたり、墓地が演出されたりもしている。権現崎や、ごくごく細い流入河川が見える画もある)
  • 松江城イメージ、本物。以降も出て、3アングルほどある。
  • 徒競(かちくらべ)のコース、スタートのお城庭は大覚寺護摩堂裏手に幔幕張り巡らせ、殿さまの席などもしつらえてある。湖岸を走り、崖際の山道や林道を走り、谷山林道(分岐道やV字切り通し)をゆく。折り返し地点の枕木不動は、大雲寺の水場に似る。お銀が追い越してゆくシーンは酵素っぽい。北嵯峨農地農道を駆けるシーンも。城門は映画村東映城大手門。

水戸光圀/西村晃 佐々木助三郎/里見浩太朗 渥美格之進/伊吹吾朗 うっかり八兵衛/高橋元太郎 煙の又平/せんだみつお かげろうお銀/由美かおる 風車の弥七/中谷一郎 香織/鳥越マリ おなみ/大塚良重 新三/目黒祐樹 田沢兵庫/名和宏 堺屋藤吉/金井大 源兵衛/瀬川新蔵 鬼の勘造/近藤宏 喜八/栗田芳廣 文吉/北見誠 仙次/森章二 入江慎也 波多野博 加茂雅幹 森源太郎 笹木俊志 峰蘭太郎

原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/倉田準二

※問屋場を兼ねる飛脚屋・大橋屋の女あるじはおなみ、新三は鬼勘と傷害事件を起こし出奔していた韋駄天飛脚、源兵衛は彼の知り合いの漁師。お墨付きを狙う悪徳商人は堺屋、つるむ田沢は次席家老兼道中奉行。福ちゃん、スナイパーだったり、お城でのラス立ち要員の家来だったり。
※田沢プランで飛脚として雇われた忍びくずれの喜八、お銀が主筋。事後、大橋屋に就職。


 → 水戸黄門第16部表紙


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