三俣川

淀川2次支流 ・流入先 〜桂川淀川 ☆淀川水系一級河川 訓:みまたがわ

三俣川支流
・千歳川 ・官山川 (←清源寺谷川馬田川)


 京都府京都市右京区に発し亀岡市北部を流れ、南丹市八木町で桂川に注ぐ川。
京都市右京区嵯峨樒原(しきみがはら)地区北縁の山に発し北流、嵯峨越畑で溜池をなしたあと西流し、亀岡市旭町に入り国道477号沿いに峡谷を成し、南丹市西田にある運動公園の北・国道477号大堰橋の北で保津川(桂川)左岸に注ぐ。
一級河川の起点は亀岡市旭町野田、岩ヶ谷。

■ 上流

嵯峨越畑 廻り田池 池尻
左上/R477から東望、左下/溢水口、右/池の上橋から見た谷

 支流・千歳川の流末は溜池になっている。廻り田池の過半は八木町に属する。
R477に架かる池の上橋下に溢水が落ちていて、ここから下は三俣川扱いとなる。

京都市右京区嵯峨越畑 R477から 左上流、右下流望
R477から見た川面

 越畑の里を出た川は、国道沿いに深い谷を刻む。
里から近いところでは、水量も多い渓流。

京都市右京区嵯峨越畑・亀岡市旭町境 R477号越畑橋から

 亀岡に入ってからの川相も深い谷だが、大規模な砂防ダムが多く設けられるようになる。
堰堤上は砂で埋まったものが多く、水は伏流し砂の多い河床が露出しているのをよく見かける。
この間は国道477号が崖に通じる。

■ 中流

府道405号郷ノ口余部線・三俣(みまた)橋から 三俣川の谷口

 亀岡市旭町で山を出た三俣川は、谷口から早や天井川となる。
堤は高く、堤外地の河床は砂で埋まり伏流が著しい。ごく浅く、厳冬期には川面が凍りつき昼過ぎでも溶けない。

川堤 左写真は亀岡市旭町山階の川堤。
著しい天井川となり、堤は登りがきついほど高い。
堤上には雑木の河畔林が続く。

■ 下流

南丹市八木町青戸 智恵寺前 左上流、右下流望

智恵寺 ふだんから水量の少ない川だが、雨の少ない時期、下流部は完全に干上がる。
上写真は多国山の麓、古刹・智恵寺の前。
お寺の前では左写真の如く両堤に階段があり、河床を歩いて行ける。

 上写真は南丹市八木町西田の、住吉神社から見た下流部の堤。
堤高があるので、登り道は斜めにつけられる。

 左写真は南丹市八木町西田を流れる三俣川下流部。
涸れていることも多い。

↑ 八木町西田金井畠・西田井尻境 北川橋(府道25号亀岡園部線)から上流望
写真左手の土手の向こうは支流・官山川

北川橋から下流望
写真の左側が三俣川、右側が官山川
三俣川はここに至っても涸れていることがよくある

北川橋下手右岸から橋を見返り
写真右側から三俣川が来る

北川橋下手右岸から河口望(大堰川左岸に注ぐ)
奥のトラス橋は大堰川の八木大橋

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