京都・北嵯峨にある古刹・大覚寺の東には大沢池が広がります。
この池に水を供給するのは桂川の小支流・有栖川で、大覚寺を取り巻くようにちょろちょろと流れています。
ときどき雪のちらつく寒い日、池の水が常より多いのか、大量に放流されていました。
大沢池では魚が養殖されていて、池水の溢流に魚が混じっていたのでしょうか、カワセミが何度も有栖川にダイブして餌を取っていました。
カワセミがいたのは大沢池南堤下の有栖川で、岸には桜がたくさん植わっています。枝が川にいい具合に張り出して、カワセミの絶好の止まり木になっています。木が葉っぱを落としていなければ見えなかったかもしれません。
こちらは大覚寺門前の有栖川の中を歩くセグロセキレイ。ここは時代劇撮影によく使われるところで、役者さんがここを走るシーンが撮られたりします。
撮影 2002.2.11 京都市右京区嵯峨大沢町