賀茂川の水鳥たち

北大路付近 飛石橋 飛石橋プレートはコサギ

 賀茂川とは京の町を南北に貫いて流れるあの鴨川の上流部をいいます。出町柳で高野川とYの字を描いて合流するあたりからを鴨川と称するようです。
今回は北大路付近から柊野堰堤まで川べりを歩いた折に見かけた水鳥たちをご紹介します。

アオサギ

 枯れ枯れの草むらにじーっとしているアオサギ。時々首を伸ばすほかは凝然と動かず、置物のようです。でもカメラを向けると警戒モードに入ったのがわかります。望遠鏡で見ると目玉をこちらにじわじわ寄せているのが可愛いです。

コサギ コガモ

 堰堤の下に陣取って絶えずこまめに動き回り採餌に忙しいコサギ。真っ白の鳥と真っ黒の鳥は撮りにくいです。
コガモの群れは川原でのんびり。アイラインの緑が陽をはじいてきれいでした。

ダイサギ

 長い首をくねくねと気味悪いくらいくねらせて魚を眇目で見ていたり、器用に首を曲げて羽繕いをしたり、ダイサギも活発です。ただ、首を縮めてじっとしているとなんか禿鷹みたいでもあります。

マガモ

 マガモは賀茂川には通年いるので、アヒルなんだか渡りなんだか判別し難いです。これはかなり上流にいたので野生かも。

撮影 2002.1.13 京都市北区


▲鳥撮日々目次   ▲サイトトップ