三井寺の境内に響く「べおん…」という奇怪な音。名物の梵鐘がこんなヘンな音のはずないのに、と思ったらなんと孔雀。
巨大なケージがあり、たくさんのインドクジャクが飼われていたのだ。
仏教と孔雀は関係ないでもないが、孔雀明王とかあるし。ときどき寺社では珍しい鳥獣を見ることがある。昔石切さんでも放し飼いになってた記憶がある。
石上神宮では狂暴そうな鶏が地飼いになってるし。
しかし派手な鳥だこと。でかいし。こんなのが密林の木にわさわさとまってる光景ってちょっと想像越えてる。
止まり木にいるのはみんなお休み中。首を後ろに倒してるから一瞬首が無いように見えて不気味。
羽を広げてくれるのを待ってみたが、一向に気配なし。あたりまえか、繁殖行動なんだから。
もう一度間近で声も聞きたかったが鳴いてくれなかった。
撮影日 2003/3/23 滋賀県大津市園城寺町