水戸黄門 第二十一部
1992年4月6日~1992年11月9日
レギュラー
水戸光圀:西村晃 / 佐々木助三郎:あおい輝彦 / 渥美格之進:伊吹吾朗 / 風車の弥七:中谷一郎 / うつかり八兵衛:高橋元太郎 / かげろうお銀:由美かおる / 柘植の飛猿:野村将希
水戸黄門 第21部 第1話「悪鬼が巣喰う岡崎城」1992.4.6TBS
袋田の湯で羽を休める老公だが、助けを求める者とそれを襲う者が平穏を破る。尼僧に身をやつし、老公に縋りに来た娘実は岡崎藩の姫さま、お家騒動の解決は何より領民のためと言う健気な心に応えた老公、すぐさま旅に出るのであった。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 鶴姫/坂上香織 萩江/大場久美子 六兵衛/小松政夫 幻鬼/川合伸旺 青竜/内田勝正 呑竜/大前均 加倉井丈介/宮口二郎 秋野兵馬/佐藤佑介 うめ/荒木雅子 艶の方/朝比奈順子 水野忠盛/武内亨 崎山源太夫/高野真二 般若の紋造/井上昭文 藤太/中田博久 伍平/牧冬吉 お粂/片岡あや子 助次/三田村賢二 角三/井上茂 稲吉靖司 疋田泰盛 伝法三千雄 出水憲 平映子 河合綾子 菊池香織 富塚千恵子 小此木艶子 薗田正美 志茂山高也 和田昌也 加藤貴子 稲田龍雄 森山陽介 前野有香 大月監物/中丸忠雄 秋野武右衛門/根上淳 山野辺兵庫/高松英郎 石川隼人/中条きよし
原案・脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也
※鶴姫は岡崎藩の姫さま、お付きは萩江で家老・秋野の娘、弟は兵馬、許婚は大目付の隼人。次席家老・大月は、御側室・お艶の方との間に生まれたと噂のある亀姫を次期に推す次第。
※藤枝宿で出る賭場荒らし→変装が水戸老公に誤認されるヒトたちは六兵衛、助次に格三。賭場を仕切る二足の草鞋は紋造、乾分に博久。この図は前シリーズ47話の構図と同じで役者もほぼ重なる。白影さんは昭文の営む宿屋の番頭。
※第18部の悪党どもと紛らわしい名前で出てくる刺客たち、川合伸旺の表の顔は回船問屋の南蛮屋、海賊あがり設定。
※再放送では前後編で放送されることが多い、スペシャル枠。
水戸黄門 第21部 第2話「陰謀暴いた風車」1992.4.13TBS
弥七そっくりさんネタ、ヤクザに刺された男を助けると瓜二つでびっくり、しかしその人は敢無く落命。遺髪を持って塗師だったという弥市の家を訪ねる弥七だが、そこには偶然老公らも来ており、悲劇のもとは春慶塗の利権をめぐる悪党の横車と知れる。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七、弥市/中谷一郎 新吉/夏夕介 お久/東千晃 田能屋/穂積隆信 権蔵/金井大 荒尾の熊五郎/上田忠好 岡安作右衛門/中村孝雄 清見屋/児玉謙次 伊奈半左衛門/小笠原弘 駒次/草味潤平 矢部義章 諸鍛冶裕太
原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/江崎実生
※新吉は弥市の弟、今回献上品を見事に作り上げる。弥七の助言でお久と結ばれることに。
※お久に言い寄るドスケベな陣屋手代は岡安、塗物に手を出す物産問屋は田能屋、元からある弥市が納品していた老舗は清見屋。悪党について荒事を仕出かす二足の草鞋は権蔵(この男の顔に傷をくれたのが弥市で、ために手配者となり出奔)。
水戸黄門 第21部 第3話「頑固比べで縁結び」1992.4.20TBS
小浜では、悪代官と結託したやくざ紛いの新興網元がブイブイ、民を苦しめる。彼らに対抗すべき立場の、古手の網元と海産物問屋はしかし、懐柔か対立かで大喧嘩、結婚する筈だった両家の息子と娘も引き裂かれ、娘の方はあろうことか代官が狙っている始末。ここへ来合わせた老公、頑固親爺たちに理不尽な罵声を浴びせられ怒りまくるものの、若い二人と民のため動くのであった。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 高嶋屋/大木実 若狭屋/土屋嘉男 お浜/八木昌子 佐吉/大木聡 お糸/山崎美貴 瀬川勢兵衛/菅貫太郎 泥船の三造/田中浩 伝次/森章二 若狭屋番頭/大木晤郎 柏屋/玉生司郎 紅萬子 功力明 西山清孝 笹木俊志 木下通博 河本忠夫 石井洋充 小坂和之 小谷浩三 小西清人 和気千枝 野村千景 井上謹代
原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/山内鉄也
※網元は高嶋屋、強硬派で息子は佐吉。魚問屋は若狭屋、こっちは懐柔派で内儀はお浜、娘はお糸。悪代官はスガカン、ヤクザ紛いの親分は三造、乾分に森章二(佐吉が撲殺したことになる男、生存)。柏屋は湯宿。
水戸黄門 第21部 第4話「母恋し娘馬子唄」1992.4.27TBS
「瞼の母」もの、悪党から藩を守るため姫を国許へ連れてゆく道中を仕切る、姫の乳母・雲の井が、健気な娘馬子のおっ母さん。娘は恩ある本陣の旦那さまのため、母は忠義のため、姫さまと小春を入れ替える策に出る。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 小春/七瀬なつみ 寺沢主水/真弓田一夫 菊姫/彩木優花 吉岡大膳/北原義郎 関谷伴吾/原口剛 大口屋/森幹太 阿修羅の万蔵/長谷川弘 楓/村上理子 権太/大木正司 荒尾采女之助/波田久夫 宗兵衛/芝本正 清吉/伊庭剛 お徳/伊吹友木子 志茂山高也 峰蘭太郎 岡田和範 木谷邦臣 松田吉博 高見裕二 雲の井/藤間紫
原案・脚本/葉村彰子 監督/江崎実生
※菊姫は母里藩の姫、お付きの侍は寺沢、腰元は楓。大口屋と組んで私腹を肥やす重職は吉岡(用人とか、江戸屋敷勘定方とか言われてる。ラス立ちでは大わらわに)。吉岡の腹心は関谷、グルのヤクザは万蔵で権太と一緒に悪さをする乾分に峰蘭さん。荒尾は城代、弥七が老公の文を届けに行く(采女頭と劇中呼ばれていた)。宗兵衛は本陣のあるじ、博打狂いの拗ねた息子は清吉。
水戸黄門 第21部 第5話「恩讐越えた恋人形」1992.5.4TBS
三次人形の秀麗さに魅かれた老公、新工夫をしたという浪人と会うが、彼に見える陰が気になって滞在を決める。人形や産品をめぐる不正は元より、浪人を仇と狙う娘や、故郷からの刺客が現れ不穏の気配。
暗雲を払い、切れていた絆を結び直し、老公は去ってゆく。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 早坂清次郎/森次晃嗣 千秋/丸山真穂 お光/吉野真弓 治平/高原駿雄 浄雲/幸田宗丸 村越主膳/亀石征一郎 山木屋/永井秀明 赤熊の唐五郎/石橋雅史 藤堂左内/佐々木勝彦 与力/田畑猛雄 土産物屋/西山辰夫 音造/朝日完記 草木宏之 谷口孝史 上野秀年 溝田繁 小峰隆司 杉山幸晴 丹羽美奈子 畑中伶一 前川恵美子 中西勇太 山田亜里沙
原案・脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也
※早坂は小松藩脱藩者、兄の罪を着て出奔というがそれも嘘で、鉱山奉行の不正を糺した、吟味方であった千秋の父が返り討ちに遭ったというのが真実。千秋についているじいやは治平。小松藩目付は藤堂、配下は谷口孝史。三次藩町奉行は村越、物産一手支配をもくろむ山木屋と組んでやりたい放題の真っ最中、小松の目付からも金を受け取る。こやつらとグルの二足の草鞋は唐五郎。早坂が寄宿する寺の和尚は浄雲、千秋はここで世話をしていて早坂に淡い思いを抱く。
水戸黄門 第21部 第6話「秘伝運んだ孫娘」1992.5.11TBS
浜田一の紙問屋に、跡取りの孫娘が二人届けられる。関わった老公、石見屋夫婦から解決を頼み込まれ滞在するうち、悪党はボロを出し始め、しまいに老公を逮捕という挙に出るが、印籠出て一巻の終わりなのであった。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 長五郎/櫻木健一 石見屋十兵衛/高城淳一 おとく/高田敏江 おせん/鈴鹿景子 八坂伴之丞/外山高士 宝屋半兵衛/早川雄三 徳兵衛/高峰圭二 おきみ/竹村愛美 おなみ/小林鈴賀 笠井勘解由/加賀邦男 阿波地大輔 奔田陵 遠山金次郎 松田明 鈴川法子 小峰隆司
原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/高倉祐二
※長五郎は旅先でおきみの母から託されて石見屋へ。おなみは助さんとお銀が母・おせんに頼まれて連れてくるが、こっちはライバル・宝屋が送り込んだ偽者。宝屋とグルの町奉行は八坂。弥七が届けた老公の文見て飛んでくる重職は笠井。
※タイトルは、おきみの着物の衿に隠されていた、父の書付。飛騨で学んだ製法の秘伝がしたためられていた次第。
水戸黄門 第21部 第7話「目ざす敵は瓜ふたつ」1992.5.18TBS
格さんそっくりネタ、茶筅髷を結った、信長ふううつけ殿に「作った」津和野藩主と顔が同じという次第。その殿さまを、吉賀村庄屋の遺児が仇と狙う。彼らの父・清左衛門は、年貢が倍加されては民の暮らしが立ち行かぬと駕籠訴し、無礼討ちに遭っていた。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進、亀井慈親/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 お夏/北原佐和子 お春/田山真美子 清左衛門/玉川伊佐男 真吉/海津亮介 行田将監/藤木孝 お恒の方/一柳みる 古川伝八郎/石山律雄 岩見の虎蔵/福山升三 久兵衛/岡本征雄 烏/関根大学 大隅屋/高桐真 一条かおり 桂登志子 東孝 相良嘉子 矢部義章 浜崎涼子 岡田和範 西村純一 絵衣良子
原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/山内鉄也
※真吉は清左衛門方の手代。将監は先君の愛妾・お恒の方とデキていて、殿を亡き者にして松之助ぎみを立てる肚。グルの米問屋は、クレジットには大隈屋とあったが劇中呼称は大隅屋。
※殿さまの暴君ぶりはもちろん擬態、なんかおかしいので領内を見回っていたという設定。女のコ連れ込みもお芝居。
水戸黄門 第21部 第8話「河豚に当った黄門様」1992.5.25TBS
嫁を亡くして以来酒浸り博打狂いの職人、しかし捨て子の身を養われた娘は、そんな父を支え続ける。実親が現れてもそれは変わらないが、悪党とスケベ青年がからんで生臭い展開となるところ、老公一計を案じ欲深い馬鹿者どもを誘い込むのであった。
おきまりパターンの話、以前のとは細かいところが異なる。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 おゆき/西村知美 和助/高津住男 浜屋徳兵衛/御木本伸介 松浦屋源兵衛/名和宏 おくめ/野口ふみえ 大槻右京/江見俊太郎 般若の甚五郎/深江章喜 鉄造/西田良 伸太郎/竜川真 儀平/岩尾正隆 功力明 小谷浩三 香住美弥子 丸平峯子 大矢敬典 木下通博 田井克幸 松本陽子
原案/葉村彰子 脚本/土橋成男 監督/山内鉄也
※おゆきの父は和助、元は萩にいた蒲鉾職人。実親は浜屋、人の借金で破産し萩で幼い娘を酒肆の軒先に捨てた過去を持つ。浜屋から御用達の看板を取り上げようと目論むのは松浦屋、ここの若旦那がおゆきを狙う。長府藩町奉行は大槻、鉄造は甚五郎の乾分、儀平は萩から和助の借金を取り立てにやって来たヤクザ。
水戸黄門 第21部 第9話「密命帯びた忍び妻」1992.6.1TBS
杵築入りした老公、畳表を見に行くが、職人の女房の常人とは思えぬ仕種に目をとめる。果たして彼女は公儀隠密、しかし職務中撃たれ死に瀕した組頭は、いまの亭主と添い遂げよと弥七らに言伝するのだった。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 お佳代/芦川よしみ 佐吉/樋浦勉 又二郎/伊吹剛 蓑田信政/和崎俊哉 豊後屋/今井健二 松平重栄/佐伯徹 お葉/浅見美那 峯岸鬼十郎/曽根晴美 鷲尾左内/福本清三 有川正治 村上良一 高木英一 波多野博 森山陽介 一条かおり
原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/高倉祐二
※里入り忍・お佳代の亭主は和吉、女房の正体を薄々知っていたもよう。弥七が老公の文を届ける殿さまは松平重栄。
水戸黄門 第21部 第10話「嫁のこころ姑しらず」1992.6.8TBS
日田へ入った老公たちは、嫁をいびるキッつい姑を見る。あまりのひどさに退散しようとした矢先、その家の主が陰謀に落ちようとしていると弥七の知らせが入り、滞在を余儀なくされ、深くかかわってゆくこととなる。
婆さんの倅を陥れた悪党は嫁の体も狙っていてとか、いつものパターンで進行し、おきまりの姑反省で〆る。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 志乃/三浦リカ 政/大塚道子 瀬戸口市之進/荒木しげる 神山主膳/小林勝彦 丸高屋/歌澤寅右衛門 権次/岡部征純 藤沢徹夫 諸鍛冶祐太 重見成人 太田和余
原案/葉村彰子 脚本/芦沢俊郎 監督/高倉祐二
※志乃の夫・瀬戸口は代官所役人、わるい上司は手代の神山。御留山不法伐採に関わる悪徳商人は丸高屋、手先のゴロツキは権次ら。
水戸黄門 第21部 第11話「姫君替玉大作戦」1992.6.15TBS
年寄り扱いに怒った老公、一人で山に入って痛い目を見るの巻という定番ネタではじまり、陥れられ闕所となったお店の生き別れの異母姉妹涙の再会、悪家老の企みを阻もうとした姫の「ローマの休日」ふうエピソード、三つも要素詰まってるものの、本筋は悪党成敗で、殿さまの命を狙う手段は能面に毒塗るいつものヤツ。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 琴姫、お京/大西結花 松蔵/早崎文司 お妙/増田未亜 浜島将監/戸浦六宏 西海屋/田口計 鬼塚玄蕃/伊吹聡太朗 お豊の方/八神康子 伝次/伊藤高 権十郎/牧冬吉 加納源之助/唐沢民賢 細川綱利/水上保広 亥平/石倉英彦 団子屋/日高久 岡部彦太夫/溝田繁 武田京子 有島淳平 西山清孝 簑和田良太 加藤貴子 谷口朋也
原案/葉村彰子 脚本/土橋成男 監督/矢田清巳
※姉妹の店は象嵌細工問屋、松蔵はそこの職人の爺さま。悪家老は浜島、お方様とデキてる設定。腹心は加納、荒事担当の剣客は鬼塚、悪徳商人は西海屋でグルのヤクザは権十郎、国見屋放火で出世した代貸・亥平を妬んでお銀の策に引っかかるのは伝次。岡部は姫さま出奔に慌てるお付きのじい。ラス立ち福ちゃん入り、裃つけた藩士。
水戸黄門 第21部 第12話「無念晴らした夢芝居」1992.6.22TBS
まっずい焼酎を飲まされ辟易する一行、著名な銘酒の醸造元は失火の罪で潰され、馬のしょんべんが横行する人吉の町。悪を一掃し相良屋を再興する過程を描く一話、生き別れの姉妹再会、座付作者の老公が皮肉芝居を上演させてラス立ちになだれ込む。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 水木京彌/鮎川いずみ 佐平/谷幹一 おふみ/吉野真弓 十助/河合絃司 球磨屋/穂積隆信 泥亀の万兵衛/金井大 鷲塚運造/中村竜三郎 赤馬の伝次/大島宇三郎 勝野賢三 岡田洪志 勇家寛子 疋田泰盛 矢部義章 志茂山高也 星野美恵子 富永佳代子 窪田弘和 壬生新太郎 長瀬有紀子 堀佳恵 山根誠示
原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/山内鉄也
※相良屋の遺児、姉は京彌太夫で継母と折り合いわるく家を出たと本人談、妹・おふみは跡目を譲られたと認識。佐平は座頭、十助は「杜氏」。マズい酒の醸造元は球磨惣、背後にいる町奉行は鷲塚(相良屋を獄死させた張本人)、グルのヤクザは万兵衛、放火犯は伝次。ラス立ち福ちゃん入り、どやどや入ってくる捕方の先頭にいる。
水戸黄門 第21部 第13話「鬼と呼ばれた母の真実」1992.6.29TBS
懸命に働く子らの稼いだ金を全部取り上げる、どケチで鬼と呼ばれる母だが訳あり。しかし大恩あるお店の若旦那に託したなけなしの金は、悪党に奪われてしまう。それは角屋の差し金と察した一行、成敗の段取りをたてはじめるのであった。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 お文/白木万理 平山勢十郎/川辺久造 角屋九郎兵衛/久保晶 芳次郎/宮田恭男 神楽の大吉/中田博久 お鶴/上野めぐみ お光/浦田久美 久太郎/高野浩幸 太郎助/谷口公洋 四郎吉/西尾塁 お春/尾布利花 お末/前野有香 紅萬子 小川源多 三浦徳子 笹木俊志 床尾賢二 上野秀年 峰蘭太郎 杉山幸晴 佐々木紳二
原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/矢田清巳
※母はお文、乾物問屋・那須屋の先代に夫婦して大恩ある身。那須屋の若旦那・芳次郎は、飢饉に遭い逃散を思い詰めた百姓のためにした借金に苦しむ。貸したのは角屋、儲けの大きい椎茸販売を一手にと画策。裏にいる非道の勘定奉行は平山、グルのヤクザは博久でこやつの乾分が芳次郎から金を強奪。
水戸黄門 第21部 第14話「瞼の父は偽黄門」1992.7.6TBS
海を渡り四国は宇和島へ入る一行、着いてすぐ大喧嘩して助格は別行動。その二人に妙な依頼を持ち込む爺さま、なんと水戸老公に成りすまし当地の悪を撃つという。また、八兵衛といた老公は、侠気ある若い網元と関わり、助格が仕えるニセ老公の的と同じ悪に関わってゆくのだった。網元とニセ黄門に奇縁という、陳腐ながら王道の設定が付いている。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 三崎屋清太郎/長井秀和 おとせ/丸山秀美 堀川大膳/石浜朗 津島屋/内田稔 八幡の勘五郎/井上昭文 丑松/吉田豊明 松田明 和田昌也 木下通博 奔田陵 奥久俊樹 小西清人 北村明男 小峰隆司 森山陽介 滝野貴之 笹岡彦兵衛/佐野浅夫
原案/葉村彰子 脚本/土橋成男 監督/矢田清巳
※若き網元・清太郎の父は、専横の家老を斬って逐電した藩士。その後三崎屋の先代に育てられた。わるい網元は津島屋、裏にいる郡奉行は堀川、グルの親分は昭文。
水戸黄門 第21部 第15話「拾った赤子は若君様」1992.7.13TBS
城中にて毒殺されかけた若君を抱いて城外へ出た腰元だが、追っ手に迫られ渓谷へ。しかも祠に隠した赤子は誰かに連れ去られ万事休す。しかし、赤子はお銀たちが拾い、谷に身を投げた腰元は弥七たちが救い、主従はそろって老公のもとへ届けられる。
じじバカ状態で赤子をあやす老公、もちろんお世継ぎの命を狙った不届き者たちを許しておくはずがないのであった。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 さき/伊藤麻衣子 お葉の方/山本みどり 星川主膳/亀石征一郎 加藤泰恒/大竹修造 奈巳の方/朝比奈順子 茜/日向明子 清兵衛/庄司永建 岡林十内/松本朝生 小栗伝八郎/草見潤平 鉄蔵/阿波地大輔 農家の女房/丸平峯子 浜田隆広 藤坂有希 入江武敏 小宮麗子 福中勢至郎 宮本義之 小林大地
原案/葉村彰子 脚本/葉村彰子、芦沢俊郎 監督/矢田清巳
※腰元・さきは庄屋・清左衛門の娘、藩主の一粒種を産んだ御側室・お葉の方に仕える。お葉の方についている爺さまは用人の岡林。大洲の殿さまは加藤氏。子を生していない御側室・奈巳の方の妬心を利用して若君を亡き者にしようとする次席家老は星川、己の手先である茜を殿に娶せようとする。茜ははじめ別式女みたいな感じで出てくるが、お銀と戦う際などはくノ一ふう。奈巳の方とは…百合?
水戸黄門 第21部 第16話「怨念渦巻く船幽霊」1992.7.20TBS
荒れ寺へ雨宿りに来た老公たちを、怖がらせ追い立てようとする琵琶法師。その不気味な言動は仮面、中の人は怨霊真っ青の凶悪な海賊。彼に父と水夫を殺された青年とその妹の復讐譚が縦糸になる。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 丈太郎/目黒祐樹 お弓/浜田朱里 詠心/菅貫太郎 神浦屋/高野真二 四宮掃部/小沢象 藤太/堀田真三 岡野清左衛門/小笠原弘 桃山みつる 高井清史 東孝 大木晤郎 西山清孝 鈴木修平 野村千景 和気千枝
原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/山内鉄也
※琵琶法師はスガカン、正体は海賊・燧灘の万蔵。船手奉行の四宮や、抜け荷商人・神浦屋も正体を知らなかった設定。丈太郎は豊後の回船問屋・国東屋の倅で、変装して詠心のもとへ潜入中。お弓は妹。弥七が老公の文を届ける家老は清左衛門。
水戸黄門 第21部 第17話「御老公の盗っ人仁義」1992.7.27TBS
コソ泥に目をつけられる老公、阻んだ弥七を知っていた勘太郎は親分と懐く。ここから話は「ご隠居実は盗っ人の大親分」という展開になり、勘太郎の生家と、妹が嫁ぐ予定の商家が悪党の企みに落ちるところへ黒装束で介入する運びとなる。弥七にちょっと耳打ちされただけで、すぐ盃事の用意をさせたり、老公ノリノリ。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 夜鴉の勘太郎/柴田侊彦 新兵衛/垂水悟郎 清之助/加藤純平 おきみ/長谷川美佳 瀬戸屋/佐竹明夫 荒神の五郎松/上田忠好 梶山外記/久富惟晴 備中屋/加藤和夫 疾風の権太/甲斐道夫 音吉/池田謙治 源次/細川純一 おみよ/中塚和代 高橋弘志 岡田和範 美松艶子 宮城幸生 高谷舜二 小坂和之
原案/葉村彰子 脚本/土橋成男 監督/高倉祐二
※15年前に勘太郎が飛び出した家は讃岐一のうどん屋・げんこつ屋で、評判の頑固親爺は新兵衛、妹はおきみ。彼女といい仲の若旦那は清之助、お店は瀬戸屋。悪徳商人は備中屋、グルの代官は梶原、つるむヤクザは荒神一家で、瀬戸屋から藩祖拝領の盃を盗み出す実行犯は権太(弥七と旧知)。
水戸黄門 第21部 第18話「悪を蹴散らす神楽面」1992.8.3TBS
重税と苦役に喘ぐ民、しかし藩政を壟断し私腹を肥やす次席家老は、悪徳商人と組んで砂鉄精錬に乗じ鉄砲の密造まで手掛けていた。
改革を叫ぶ若侍たちを束ねる藩士と、次席家老に父を陥れられた娘と、抑圧されていた恋も老公らのはたらきで実を結ぶ。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 由紀/三原じゅん子 徳田修理/川合伸旺 善作/浜田寅彦 碓井真之助/横光克彦 丸高屋/森山周一郎 荒神の丑蔵/石橋雅史 五藤庄太夫/中村孝雄 土屋兵馬/島英臣 お花/吉井丈絵 東竜子 笹木俊志 高橋弘志 谷口孝史 浅田祐二 大矢敬典 稲垣陽子 有島淳平 峰蘭太郎 壬生新太郎 小谷浩三 吉田信夫
原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/高倉祐二
※由紀は父の切腹後善作宅に身を寄せている。神楽面の職人の親方だが、面作りは元々百姓の手内職。お花は善作の娘。次席家老は徳田、グルの悪徳商人は丸高屋、二足のわらじは丑蔵、徳田の腹心は五藤。
水戸黄門 第21部 第19話「恋を実らす占い合戦」1992.8.10TBS
龍野へ入るや、旅籠の本家・元祖争いを見る一行。本家のあるじは妙な女占い師に心酔しており、それが政にも容喙すると知った老公、お銀を占い師に仕立てて対決させる流れに持ってゆき、藩に巣食った大ねずみも、本家元祖の争いで結ばれなかった男女も取り持ってメデタシ。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 彦兵衛/土屋嘉男 徳兵衛/生井健夫 徳三郎/ひかる一平 お光/片山由香 田母木大膳/滝田裕介 山城屋/永井秀明 夕ひで/高倉美貴 才次郎/竹村健 竹村武左衛門/入江正德 お千の方/津島令子 お松/平映子 庄内屋/西山辰夫 源八/結城市朗 茶屋の亭主/伝法三千雄 お俊/島村晶子 太田和余 田井克幸 鈴木修平 加藤寛治
原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/山内鉄也
※本家龍野屋は彦兵衛、娘はお光、強引な客引きをする女中はお松。元祖龍野屋は徳兵衛、倅は徳三郎でお光とロミジュリ状態。女占い師は夕ひで、助手は才次郎。夕ひでを使嗾する悪徳商人は山城屋、グルの次席家老は田母木でお世継ぎ排除狙い、陥れられた首席家老は竹村、占い師に騙されている愛妾はお千の方。
※お銀が奉じるのは愛染明王、助格は対決時山伏ルック。
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水戸黄門 第21部 第20話「悲願を秘めた鬼代官」1992.8.17TBS
由良川改修にまつわる黒い霧、鬼と見えた代官実は清廉の人。苦役に駆り出される民の窮状を救うため私財を擲ち、婿がねを叱咤して不正の証拠をつかませるなどの行為を、老公は知悉していた。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 三浦作左衛門/近藤洋介 梢/千野弘美 坂井数馬/篠塚勝 杉森大膳/青木義朗 朽木稙昌/清川新吾 赤松の権太/長谷川弘 大野九兵衛/黒部進 与吉/中嶋俊一 田所吉左衛門/遠山金次郎 太助/藤沢徹夫 勇家寛子 美松艶子 稲田龍雄 木谷邦臣 高木英一 宮本浩光 福中勢至郎
原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/高倉祐二
※代官は三浦、娘は梢、婿がねは勘定方の数馬で上司の勘定奉行は田所。工事を引き延ばし藩金を横領する悪の大元の家老は杉森、作事奉行は大野、グルの口入屋は権太。殿さまは稙昌(たねまさ)どの。太助は与吉に逃散を勧める百姓。
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水戸黄門 第21部 第21話「身ぐるみ剥がれた黄門様」1992.8.24TBS
賭場ですってんてんの老公、宿にも帰れず樽の中で寝ていたところ、造り酒屋・和泉屋の娘に拾われる。彼女の親爺、同じく賭場でスったおっさんで、博打狂いには深い訳があった。
和泉屋を狙う銭ゲバライバルの企みを一蹴、賭場で大暴れして証文を取り戻し、親子の和解に一役買うのであった。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 六之助/佐藤佑介 おとせ/福家美峰 播磨屋/名和宏 西日の岩造/大木正司 おせつ/松風はる美 お糸/彩木優花 黒須軍太夫/牧冬吉 奈良屋/楠年明 佐吉/小峰隆司 古着屋/加賀邦男 波多野博 小坂和之 奔田陵 矢部義章 小谷浩三 松田吉博 井上昭 和泉屋六左衛門/芦屋雁之助
原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/矢田清巳
※和泉屋のあるじは六左衛門、新しい酒造りを唱えて父と諍い家を出た息子は六之助、血のつながっていない妹はおとせ。お糸は六之助の修行先・奈良屋の娘で、彼を追って来た次第…恋やぶれて泣く彼女を慰める格さんにと思いきや、助さんを婿に望み皆を慌てさせる。ライバルは播磨屋、風呂覗きあり。賭場の親分は岩造、乾分に佐吉、グルの代官は黒須。
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水戸黄門 第21部 第22話「仏の里の鬼退治」1992.8.31TBS
近江の古刹を訪れた老公、歓楽街にされようとする村を守るため立ち上がる民を見る。悪党の手先に追われたリーダー・伊三郎は西明寺に逃げ込み、所化の良順が匿うが、魔手は伸びてくる。この際人質にされたのは、その昔良順を山門に棄てた母親であった。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 良順/江藤潤 お浜/長内美那子 お弓/永光基乃 慈恵上人/下元勉 浜田右京/青山良彦 伊三郎/立花一男 浅井屋/歌澤寅右衛門 梵天の重五郎/山本昌平 源十/益富信孝 茂平/伊庭剛 杢念/萩野要 安藤帯刀/溝田繁 岡田和範 池田謙治 西山清孝 香住美弥子 福本清三 峰蘭太郎 高田桂太郎 重伸幸
原案/葉村彰子 脚本/土橋成男 監督/矢田清巳
※西明寺所化の良順は、むかし二天門に捨てられていた子、慈恵上人が拾う。母はお浜、駆け落ちの際夫を亡くした次第。歓楽街建設を企む悪徳商人は浅井屋、裏にいる郡奉行は浜田、グルのヤクザは重五郎。お浜たちを襲う駕籠舁きに福ちゃん、峰蘭さん等。
20060923湖東三山、西明寺 P9220083
水戸黄門 第21部 第23話「母の秘密は卍の入れ墨」1992.9.7TBS
三国屋から藩御用達の鑑札を狙うライバルは、凶賊を雇い入れ殲滅をはかる。引き込みを強要される旅籠の女将は、もとその賊の一味。しかも、大事な娘は当の三国屋へ嫁ぐ身で、出生に秘密があるのだった。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 おりん/二宮さよ子 三国屋/根上淳 おゆき/若林志穂 新太郎/大木聡 吾平/真弓田一夫 おちよ/山下志麻 大貫陣十郎/北原義郎 伊平次/内田勝正 北海屋/草薙幸二郎 明神の九郎次/福山升三 岩助/西田良 森吉/井上茂 浦部頼母/高桐真 岡田洪志 志茂山高也 石井洋充 杉山幸晴
原案/葉村彰子 脚本/土橋成男 監督/山内鉄也
※旅籠の女将はおりん、娘はおゆきで、使用人に吾平、おちよ。悪徳商人は北海屋、裏にいる町奉行は大貫、グルのヤクザは九郎次で乾分に西田良とか。浦部は、弥七が老公の文を届ける城代。福ちゃん二態、17年前の回想シーン・江戸の呉服屋で凶行をはたらいた卍組の一人(覆面黒装束)と、ラス立ちの藩士。
20161016琵琶湖第二なぎさ公園 DSCN4094
水戸黄門 第21部 第24話「義賊隼小僧の恩返し」1992.9.14TBS
加賀友禅の老舗を狙う悪党の企みは、故郷へ帰ってきた青年に協力した老公たちのはたらきで潰える。二ツ名は封印され、職人として再スタートを切る兄哥を見て、一行は去ってゆく。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 清次郎/田村亮 小松屋/佐竹明夫 お雪/石田充子 岩島将監/川辺久造 赤摩屋/須賀不二男 権蔵/前川哲男 お豊/伊吹友木子 奥村時成/波田久夫 金兵衛/田畑猛雄 寅松/木谷邦臣 多助/草木宏之 川上哲 村上良一 鈴川法子
原案/葉村彰子 脚本/土橋成男 監督/山内鉄也
※隼小僧・清次郎は、小松屋の職人だった頑固者の父と衝突し出奔した次第、小松屋に勤める妹はお雪、小松屋女将はお豊。小松屋の沽券を狙う悪徳商人は赤摩屋、裏にいる町奉行は岩島、グルの二足草鞋は権蔵、小松屋の借金を赤摩屋に飛ばす男は金兵衛。弥七に文を届けられ飛んでくる加賀藩年寄りは奥村。福ちゃん二態、友禅流し妨害のヤクザの一人と、ラス立ち捕吏(こっちには小峰さんもいた)。
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水戸黄門 第21部 第25話「酔いどれ仁術」1992.9.21TBS
怪我をした八兵衛を診てくれた医者は呑んだくれ、腕も人もいいが、心に傷を負っており手術は二度としないと決めている。しかし、どうしてもメスを握らねばならぬ事態が出来するのであった。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 杉野井玄伯/中条きよし お葉/山本ゆか里 松川仙右衛門/小栗一也 黒瀬十兵衛/佐原健二 北風の勘次/石橋雅史 おちか/松本友里 丑松/朝日完記 和尚/北見唯一 志乃原良子 春藤真澄 椿竜二
原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/矢田清巳
※玄伯は重篤な妻の開腹手術を敢行するが失敗、その後放浪し雪の中に倒れているところを頚城郡の大庄屋・仙右衛門に助けられた経緯を持つ。銃創の手術を受けたお葉は、玄伯の向かいで酒肆を営む女、老公の口出しで結ばれることに。おちかは仙右衛門の孫。自分の取り分のため年貢を四倍にする、悪い陣屋代官は黒瀬、つるむ二足の草鞋は勘次。
20050321清滝・嵯峨、落合、落下岩 P1020874
水戸黄門 第21部 第26話「鬼が仕組んだ姥捨山」1992.9.28TBS
蓬莱山の館は老人の理想郷と聞いていた老公だが、戸隠の村で見たのは棄老伝説そのものの悲惨なありさま。ここに老公怒気を発し、一人その姥捨ての谷へ乗り込み、年寄りたちを扇動して脱出させるのであった。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 しげ/日高澄子 政吉/河原崎次郎 おひで/鈴鹿景子 柏木武太夫/睦五朗 高瀬/唐沢民賢 元次/河合絃司 又三/吉田将士 竹田善八/出水憲 おたね/川本美由紀 老人一/森秀人 老人二/簑和田良太 勝野賢三 阿波地大輔 小船秋夫 多賀勝一 藤長照夫 中谷由香 小林鈴賀
原案/葉村彰子 脚本/芦沢俊郎 監督/矢田清巳
※休ませてもらおうと立ち寄った先でお産騒動、老公たちをこき使うおばばはしげ、倅は政吉で嫁はおひで。病ゆえ山へ捨てず匿われていた年寄りは元次、倅は又三。悪代官は柏木、姥捨ての谷を仕切る役人は高瀬、里から老人を連行する役人は竹田。阿波地大輔は…牢名主だったような。
20060716善峯寺 P1140152
水戸黄門 第21部 第27話「父子で競う献上木曽塗り」1992.10.5TBS
愛用の文箱を作った塗師に会うのを楽しみにしていた老公、その職人は初代忠兵衛。旅の途中拾った行き倒れ男・忠造は二代目忠兵衛というが、博打で借金をこさえ出奔した身。三代目の孫・忠太郎は帰った父に反発、そんななか漆器一手買い上げを企む悪党どもが暗躍、ここへ老公献上品制作で父子を競わせる奇策に打って出るのであった。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 忠造/犬塚弘 忠兵衛/浜村純 忠太郎/海津亮介 おいと/田中雅子 双見屋/高城淳一 竜神松太郎/田口計 梶原大膳/浜田晃 村木屋/矢野宣 関口兵介/小笠原良知 常吉/岡部征純 徳田興人 新城邦彦 司裕介 上野秀年 高橋弘志 上野聡子 稲垣陽子 手嶋彌主枝 野村千景
原案/葉村彰子 脚本/芦沢俊郎 監督/山内鉄也
※おいとは忠太郎の妹。双見屋は忠兵衛の名を惜しみ忠造作を蔵に死蔵していた問屋。漆器一手買い上げを目論む悪徳商人は村木屋、つるむ代官所手代は梶原、グルのヤクザは松太郎。代官・関口は善人、ラス立ち前老公の身分を仄めかされる。
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水戸黄門 第21部 第28話「黄門一家は用心棒」1992.10.12TBS
下諏訪へ立ち寄る一行だが、宿場は閑散。新開地の利権をめぐってヤクザが抗争を繰り広げ、人々は困り果てていた。争いの果て双方滅びればいいと嘯く、かつて栄えた口入屋の娘の言を容れ、老公らは二手に別れヤクザの用心棒として入り込み、大出入りと相成るのであった。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 おりえ/こだま愛 房吉/加藤純平 八岳の大吉/深江章喜 赤熊の駒蔵/田中浩 窪島右京/江見俊太郎 矢崎庄之助/佐々木勝彦 重蔵/大前均 仙五郎/伊藤敏八 下元年世 西山清孝 日高久 杉山幸晴 奔田陵
原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/高倉祐二
※男のなりをしている口入屋の遺児はおりえ、陣屋に潜り込んでいる元手代は房吉。ヤクザは八岳と赤熊、家老は右京、奉行は矢崎。浪人態の格さんにのされるセンセイは福ちゃん。
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水戸黄門 第21部 第29話「狙われた御用金」1992.10.19TBS
高崎への道中で出会った御用金送り、怪しの者の気配は大当たり、忍者集団が佐渡からの荷を狙っていた。話の縦糸は、道中奉行と高崎藩士の友情。お銀が正体を明かして一味に食い込むくだりも見もの、八兵衛も忍びということにして参加する。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 妹尾真之助/森次晃嗣 有村笙三郎/伊吹剛 松江/丸山秀美 室山頼母/青木義朗 大沼屋/永井秀明 斑鳩の爻猿/今井健二 梵天/曽根晴美 百舌/一条かおり 無双/高木英一 岸川一作/谷口孝史 志茂山高也 小谷浩三 太田和余 有島淳平 藤坂有希 勝見和也
原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/山内鉄也
※有村の配下の道中手付は岸川、悪人に非ず。忍者集団、かしらは「いかるのこうえん」と呼ばれていた。百舌がくノ一で無双が飛脚?黒幕の家老は室山、グルの悪徳商人は大沼屋。
水戸黄門 第21部 第30話「帰らぬ夫は凶状持ち」1992.10.26TBS
変わらぬ心で待つという合図に、白い鯉のぼりを揚げつづける女房。人を殺めたかどで出奔したその夫は助さんそっくり、奇縁を利用して悪党どもの陰謀を暴いた老公たち、愛の形見を眺めて旅立ってゆく。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎、巳之助/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 ゆき/大塚良重 まつ/鳳八千代 伊坂修理/小林勝彦 丸高屋/早川雄三 五郎蔵/福山升三 仙造/重久剛一 梶本玄馬/石山律雄 美松艶子 星野美恵子 井上昭 山田永二
原案/葉村彰子 脚本/芦沢俊郎 監督/高倉祐二
※巳之助の女房はゆき、目のわるい姑とともに城下を退転後この村に住む。武蔵屋をハメた悪徳商人は丸高屋、黒幕の忍藩町奉行は伊坂、ゆきに手出しかけて風呂にお銀でお湯ザバー。グルの二足わらじは五郎蔵、巳之助が殺したはずの浪人は梶本。
水戸黄門 第21部 第31話「男意気地の仇討ち悲願」1992.11.2TBS
あるじが不名誉な死を遂げたあと、健気に遺児を守り育てる内儀、酒癖が玉に瑕ながら尽くし続ける下男。彼らの旦那さまは果たして無実、老獪な悪党に立ち向かう彼らを手助けする老公たち、お家再興も約して去ってゆくのだった。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 風車の弥七/中谷一郎 松造/橋本功 菊乃/山本みどり 榊兵吾/夏夕介 堂島左門/小沢象 森川良介/本郷直樹 小太郎/平田哲也 武州屋/新井量大 甲坂市之進/水上保広 留吉/滝譲二 源太/福本清三 疋田泰盛 和田昌也 遠山金次郎 田原美法 奥田茂樹 及川潤 山口雄大
原案/葉村彰子 脚本/芦沢俊郎 監督/山内鉄也
※下男は松造、アル中ぎみでいつも未亡人の菊乃に叱られている。酒肆に誘う職人仲間は福ちゃん(口髭)。ぼっちゃまは小太郎、旦那さまは甲坂、榊は甲坂の無実の証拠を求める朋輩。岩槻藩勘定奉行は堂島、腹心は森川。武州屋は菊乃が人形を納めている問屋、今回老公たちはここに滞在。
水戸黄門 第21部 第32話「世直し旅よ永遠に」1992.11.9TBS
大奥へ行儀見習いに上がった娘が将軍に見初められるが、跡取り娘で婿も決まっている身、本人も親も名誉や権力より、小さな幸せが欲しいと辞退。しかし御側室が一人増えるとなると、とてつもない利権が生ずるゆえままならず、面白くない向きは命さえ狙ってくるのだった。
ロケ地
水戸光圀/西山晃 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる うっかり八兵衛/高橋元太郎 柘植の飛猿/野村将希 霞のお新/宮園純子 風車の弥七/中谷一郎 山野辺兵庫/高松英郎 惣兵衛/佐藤英夫 徳川綱吉/長谷川哲夫 堀田備前守/永井秀明 弥生/塚田きよみ 久吉/岡野進一郎 風間澳次/菅貫太郎 黒松屋/草薙幸二郎 桐島/川口敦子 戸川/谷口香 相州屋/西山辰夫 堀田の用人/溝田繁 熊切源十郎/浜伸詞 志乃原良子 鈴川法子 白井滋郎 波多野博 浅野遥香 鈴木みゆき 沢田真理子
原案・脚本/葉村彰子 監督/矢田清巳
※お庭お目見えで将軍の目にとまった娘は弥生、婿がねは久吉。老中・堀田に取り入る呉服商は相州屋。弥生が来ては邪魔な大奥の老女は桐島、彼女とグルの水沢藩江戸家老はスガカン、取り入る商人は黒松屋。戸川は老公の意を受け立ち働く大奥のヒト。弥生をさらう役目の忍び?の一人に福ちゃん。