水戸黄門 第二十三部
- 1994年8月1日~1995年5月15日
- レギュラー
- 水戸光圀:佐野浅夫 / 佐々木助三郎:あおい輝彦 / 渥美格之進:伊吹吾朗 / 風車の弥七:中谷一郎 / うつかり八兵衛:高橋元太郎 / かげろうお銀:由美かおる / 柘植の飛猿:野村将希 / 香織:古紫香織(第1~11話) / くれないお蓮:芦川よしみ(第1~11話)
水戸黄門 第23部 第1話 1994.8.1TBS
水戸光圀/佐野浅夫 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる 柘植の飛猿/野村将希 うっかり八兵衛/高橋元太郎 くれないお蓮/芦川よしみ 香織/古柴香織 奥村清右衛門/佐竹明夫 堀田備前/永井秀明 深尾の方/舟倉由佑子 前田綱紀/大竹修造 鬼頭坊/山本昌平 笠井数馬/冨家規政 室戸蔵人/穂高稔 諸井朋斉/松本朝生 郷田頼母/川合伸旺 あやめ/吉井丈絵 かつら/彩木優花 しのぶ/稲村友紀 霞/塚本加成子 犬千代/勝見和也 腰元/大畑博子 腰元/堀江愛 老婆/鮎川十糸子 星野美恵子 稲田龍雄 森山陽介 石野理大 山野辺兵庫/高松英郎 翠香院/藤間紫
原作・脚本/葉村彰子 監督/矢田清巳
- 第1話「水戸黄門」(水戸) 平成6年8月1日放送
脚本:葉村彰子 監督:矢田清巳
- 主なゲスト
- 翠香院:藤間紫 笠井数馬:冨家規政 郷田頼母:川合伸旺
- 格之進が忍び集団に襲われている娘を助けた。娘は記憶をなくしていたがその元結から、加賀藩老女翠香院の使いの香織と分かる。一方御老公は、袋田の湯で、加賀藩首席家老郷田頼母が放った刺客、くれないお蓮に襲われる。加賀百万石に大事が出態したことを知った水戸老公、金沢に向けて23度目の旅立ち。
城イメージ天守?
城内蔵…二条城二の丸御殿書院裏手「蔵」前
西山荘門…祇王寺山門 …簡素な門での芝居は別撮り、両脇スカスカ竹垣母屋萱葺?
太田近く崖下野原…柳谷?…小滝見える
丘の塚…北嵯峨小丘? 狙撃崖は落合
二の丸御殿内庭? …このあとタンデムの野原は河原?柳谷?
金沢城櫓 不気味テイスト
夕焼けの野原…柳谷?
植林杉の山
水戸黄門 第23部 第2話「育ての父は鷹匠」 1994.8.8TBS
水戸光圀/佐野浅夫 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる 柘植の飛猿/野村将希 うっかり八兵衛/高橋元太郎 くれないお蓮/芦川よしみ 香織/古柴香織 千加/根本りつ子 弥市/生井健夫 清兵衛/庄司永建 佐吉/円谷浩 大倉屋/穂積隆信 東金の島蔵/長谷川弘 赤十陣内/浜田晃 権次/中田博久 芳造/牧冬吉 笹木俊志 福本清三 小坂和之 簑和田良太 河合綾子 富永佳代子 藤沢徹夫 浅田祐二 野本卓也 山田麻起子 名本忍
原作・脚本/葉村彰子 監督/矢田清巳
- 第2話「育ての父は鷹匠」(大宮) 平成6年8月8日放送
脚本:葉村彰子 監督:矢田清巳
- 主なゲスト
- 千加:根本りつ子 弥市:生井健夫 清兵ヱ:庄司永健
- 大宮宿へ向かった一行は、薬草採りをしていた女医・千加と出会う。その父・弥市は元鷹匠。生類憐みの令により鷹狩りができず、酒浸りの毎日。一方、悪代官は千加に横恋慕。思いをとげるために弥市に殺人の濡れ衣を着せ、千加をおびき出すため町辻に晒す。怒りを爆発させた御老公一行、暗闇祭りの夜、悪を討つ。
林際田畦 竹林も/見上げ土手も 茶畑と農小屋…まさか興戸?
夜の神社…玉垣、舞殿、材古びた感じ
吊り鳥居…小さな神社?
鐘楼…清凉寺?
酒屋神社参道前?…このあと谷地田端
水戸黄門 第23部 第3話「泣き笑い幽霊旅籠」 1994.8.15TBS
水戸光圀/佐野浅夫 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる 柘植の飛猿/野村将希 うっかり八兵衛/高橋元太郎 香織/古柴香織 お園/北岡夢子 お弥栄/うつみ宮土理 久助/宗方勝巳 赤浜屋/遠藤太津朗 樺山庄太夫/北町嘉朗 お豊/工藤明子 喜造/高峰圭二 女中/三浦舞子 河野辺茂持/高桐真 滝譲二 相原武雄 田中勲 井上茂 井上謹代 西山清孝 北村明男
原作/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/矢田清巳
- 第3話「泣き笑い幽霊旅籠」(熊谷) 平成6年8月15日放送
脚本:櫻井康裕 監督:矢田清巳
- 主なゲスト
- お弥栄:うつみ宮土理 久助:宗方勝巳 お園:北岡夢子
- 熊谷寺の門前町に来た一行は、ふじ屋と赤浜屋に分かれて宿泊。その夜、ふじ屋に幽霊が現れるが、格さんが石を投げて追い払う。どうやら赤浜屋が幽霊騒ぎを起こして、ふじ屋を乗っ取ろうとしているらしい。さらに主人の久助には、赤浜屋への借金が。御老公は久助と妻のお弥栄に心中をするように勧めるが。
右熊谷寺・左中仙道の道標 黒谷 参道石段、本堂前へ
長安院下坂 鎧掛松の前
水戸黄門 第23部 第4話「助さん格さん用心棒」 1994.8.22TBS
水戸光圀/佐野浅夫 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる 柘植の飛猿/野村将希 うっかり八兵衛/高橋元太郎 くれないお蓮/芦川よしみ 香織/古柴香織 お久美/佐野量子 赤松屋/深江章喜 青滝屋/今井健二 鯵沢主馬/小沢象 猪塚三左衛門/中村孝雄 作平/河合絃司 おとせ/小川はる子 新吉/南川昊 源造/岡部征純 おもん/藤江利加 寅五郎/伊藤高 西山辰夫 白川浩二郎 小谷浩三 東竜子 浜田隆広 竹本聡子 小野恵未 岩上佳寿美
原作・脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也
- 第4話「助さん格さん用心棒」(安中) 平成6年8月22日放送
脚本:葉村彰子 監督:山内鉄也
- 主なゲスト
- お久美:佐野量子 鯵沢主馬:小沢象 赤松屋怱兵ヱ:深江章喜
- 追分をめざす一行が知り合った子連れの胡麻の灰。幼い娘が捜す母親は追分宿の問屋場の女主人だったが、訳あって母と名乗らない。義理の娘に店を譲り渡すためにも母親の名乗りを上げるわけにはいかなかった。問屋場の利権を巡る陰謀を砕き、生さぬ仲の娘の心を開かせ、実の母娘の対面を果たさせる、御老公情けの采配。
山道…谷山?
北嵯峨わらびの里付近?
谷山?
水戸黄門 第23部 第5話「涙でついた母の嘘」 1994.8.29TBS
水戸光圀/佐野浅夫 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる 柘植の飛猿/野村将希 うっかり八兵衛/高橋元太郎 勘太/渋谷哲平 清七/佐藤佑介 お島/三浦リカ お紀乃/万里洋子 香織/古柴香織 おかよ/今野若葉 黒石屋/草薙幸二郎 小山田陣内/宮口二郎 権蔵/福山象三 千之助/四禮正明 出水憲 小柳圭子 笹木俊志 福本清三 武井三二 矢部義章 木下通博 浅田祐二 床尾賢一 有島淳平 壬生新太郎 青木哲也 西村正樹
原作・脚本/葉村彰子 監督/高倉祐二
- 第5話「涙でついた母の嘘」(追分) 平成6年8月29日放送
脚本:葉村彰子 監督:高倉祐二
- 主なゲスト
- 勘太:渋谷哲平 お島:三浦リカ お紀乃:万里洋子
- 追分をめざす一行が知り合った子連れの胡麻の灰。幼い娘が捜す母親は追分宿の問屋場の女主人だったが、訳あって母と名乗らない。義理の娘に店を譲り渡すためにも母親の名乗りを上げるわけにはいかなかった。問屋場の利権を巡る陰謀を砕き、生さぬ仲の娘の心を開かせ、実の母娘の対面を果たさせる、御老公情けの采配。
碓氷峠…山道、杉山…谷山?
寺院境内…石積ある参道、崖際墓地、建物チラ
北嵯峨?竹林
山道…谷山?切り通し
水戸黄門 第23部 第6話「姥捨は鬼の仕業」 1994.9.5TBS
水戸光圀/佐野浅夫 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる 柘植の飛猿/野村将希 うっかり八兵衛/高橋元太郎 おりん/萬代峰子 伍平/河原崎建三 香織/古柴香織 おもよ/丸山ひでみ 佐山帯刀/青木義朗 四阿屋/梅津龍峰 作十/高原駿雄 作次/三田村賢二 おきみ/竹村愛美 般若/時代吉二郎 万田の藤五郎/有川正治 松田明 波多野博 山村弘三 木谷邦臣 峰蘭太郎 宮城幸生 春藤真澄 上島種代志 奔田陵
原作/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/山内鉄也
- 第6話「姥捨は鬼の仕業」(小諸) 平成6年9月5日放送
脚本:大西信行 監督:山内鉄也 - 主なゲスト
- おりん:萬代峰子 伍平:河原崎健三 佐山帯刀:青木義朗
- 城下に入った一行は町中に老人が一人もいないのに気づく。事情を聞くと、老人は家老の作った「長寿の館」で何不自由なく暮らしているという。しかし、実情は、施設には家老に献金した金持ちの老人しか入ることができず、貧しい者は姥捨山に捨てられていた。悪巧みに怒った御老公は、単身姥捨山に乗り込む。
山腹林間…酵素?
谷地田
御室霊場 石橋付近
夜の林 山腹林間?
酵素 ダート、山腹、河川敷
山道 切通
水戸黄門 第23部 第7話「偽りの武士道」 1994.9.12TBS
水戸光圀/佐野浅夫 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる 柘植の飛猿/野村将希 うっかり八兵衛/高橋元太郎 香織/古柴香織 藤尾/鈴鹿景子 相良荘太郎/沖田浩之 菊野/五十嵐いづみ 大須賀外記/西沢利明 別所屋/幸田宗丸 仙石政明/峰祐介 田島/吾羽七朗 柴田民部/小笠原弘 徳田興人 山本弘 森下鉄朗 藤沢徹夫 川浪公次郎 柳川昌和 松田吉博 山根誠示 加藤三彦 宗方掃部/加山雄三
原作・脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也
- 第7話「偽りの武士道」(上田) 平成6年9月12日放送
脚本:葉村彰子 監督:山内鉄也 - 主なゲスト
- 宗方掃部:加山雄三 菊乃:五十嵐いづみ 相良荘太郎:沖田浩之
- 専横の限りを尽くしている次席家老大須賀の駕籠を若侍が襲った。しかし、中から出て来たのは、脇家老の宗方。なぜ大須賀に反対するはずの宗方が駕籠に乗っていたのか。御老公は、事情が分かるまで大須賀派に追われた若侍を匿う。宗方は正義の味方か悪の手先か、揺れる城内に黄門様の英知が冴える。
北国街道…山際の道
月窓寺山門(竜宮門)上田市中央
紅葉の馬場
墓地不明立地は高台林間
郡上八幡城天守
山道
水戸黄門 第23部 第8話「狙われた娘馬子」 1994.9.19TBS
水戸光圀/佐野浅夫 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる 柘植の飛猿/野村将希 うっかり八兵衛/高橋元太郎 おさよ/生稲晃子 香織/古柴香織 くれないお蓮/芦川よしみ 千曲屋/佐藤英夫 柏木武兵衛/亀石征一郎 黒姫の千蔵/上田忠好 追分屋/出光元 市太郎/沢井小次郎 虎松/重久剛一 県屋/芝本正 安次/小林尚臣 山口朱美 伝法三千雄 寺下貞信 細川純一 峰蘭太郎 疋田泰盛 遠山金次郎 木下通博 藤坂有希
原作・脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也
- 第8話「狙われた娘馬子」(善光寺) 平成6年9月19日放送
脚本:葉村彰子 監督:山内鉄也
- 主なゲスト
- おさよ:生稲晃子 千曲屋藤兵ヱ:佐藤英夫 柏木武兵衛:亀石征一郎
- 一行は、娘馬子と出会う。娘の父は元善光寺一の問屋場の主だったが、悪人たちの企みで殺され、店は放火され全焼。今では馬のアオだけが父を思い出す唯一の宝。しかし、このアオさえも、代官は我が物にしようと狙っていた。善光寺の門前町に巣喰う悪人どもに、黄門様は、怒りの鉄槌を下し、娘馬子の無念を晴らす。
善光寺へ向かう道…山室
善光寺
山室付近河原? 浅瀬…摩気あたりかも
旅立ち街道…土手?山中? 背の高い細い松並木
水戸黄門 第23部 第9話「悪を裁いた偽黄門様」 1994.9.26TBS
水戸光圀/佐野浅夫 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる 柘植の飛猿/野村将希 うっかり八兵衛/高橋元太郎 香織/古柴香織 お光/田中雅子 放浪亭玉蔵/ポール牧 助若/竹田高利 角之丞/島田洋八 梶山軍太夫/原口剛 徳右衛門/佐原健二 藤野屋/高野真二 鍾馗の大五郎/井上昭文 紋次/堀田真三 お芳/三浦徳子 お竹/紅萬子 日高久 五十嵐義弘 浜田雄史 岡田和範 白井滋郎 畑中伶一 小谷浩三 西山清孝 福中勢至郎
原作・脚本/葉村彰子 監督/高倉祐二
- 第9話「悪を裁いた偽黄門様」(糸魚川) 平成6年9月26日放送
脚本:葉村彰子 監督:高倉祐二 - 主なゲスト
- 放浪亭玉蔵:ポール牧 助若:竹田高利 角之丞:島田洋八
- 糸魚川で御老公は博打に手を出し身ぐるみはがされてしまう。一方三河万歳の玉蔵らは、質屋から御老公らの衣類を盗み、御老公一行に化け、宿で大散財。そのころ糸魚川では、悪代官がヒスイの利権を独占していた。本物の黄門様は、悪代官を懲らしめるため、偽黄門の玉蔵をヒスイの採掘現場に乗り込ませる。
荒磯イメージマジ海、崖は保津峡落合
清滝
北嵯峨竹林
酵素河川敷、降り口
広沢池西岸沿いの道?
水戸黄門 第23部 第10話「親子喧嘩の腕比べ」 1994.10.10TBS
水戸光圀/佐野浅夫 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる 柘植の飛猿/野村将希 うっかり八兵衛/高橋元太郎 くれないお蓮/芦川よしみ 香織/古柴香織 暈平/芦屋雁之助 幸平/夏夕介 お美代/佳山まりほ 小野山甚兵衛/南原宏治 犀河屋/歌澤寅右衛門 鬼頭坊/山本昌平 地蔵鼻の藤五郎/石山律雄 宗助/小笠原良知 居酒屋の親爺/大木晤郎 波多野博 稲田龍雄 阪本漢山 青木辰尚 司裕介
原作/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/山内鉄也
- 第10話「親子喧嘩の腕比べ」(田鶴浜) 平成6年10月10日放送
脚本:櫻井康裕 監督:山内鉄也 - 主なゲスト
- 暈平:芦屋雁之助 幸平:夏夕介 お美代:佳山まりほ
- 一行が知り合った田鶴浜の建具職人の暈平は、博打の借金が返せず六年前に家を飛び出していた。田鶴浜一の建具職人に成長した息子の幸平は、暈平の顔を見ると怒り出し、家から叩き出す。そのころ田鶴浜は献上欄間作りの時期。利権を狙う犀河屋は幸平に対抗するため、暈平を脅し欄間作りを迫る。親子喧嘩の腕比べに御老公は。
植林杉山道…石畳、山肌にも石段 林間
琵琶湖岸?
古刹 古びた楼門とお堂、ランダム石段 巨杉の山 仁王門、お堂方形 三猿の石像
琵琶湖岸?マジ海内湾?
★協力クレに田鶴浜町
水戸黄門 第23部 第11話「陰謀渦巻く加賀百万石」 1994.10.17TBS
水戸光圀/佐野浅夫 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる 柘植の飛猿/野村将希 うっかり八兵衛/高橋元太郎 くれないお蓮/芦川よしみ 香織/古柴香織 奥村清右衛門/佐竹明夫 多田羅屋/御木本伸介 深尾の方/舟倉由佑子 前田綱紀/大竹修造 郷田頼母/川合伸旺 鬼頭坊/山本昌平 島内太兵衛/唐沢民賢 伏見以賽/守田比呂也 お久/ふじまゆか 霞/塚本加成子 稲田龍雄 勝見和也 石野理央 辻本良紀 神原千恵 丹羽美奈子 山根誠示 翠香院/藤間紫
原作・脚本/葉村彰子 監督/矢田清巳
- 第11話「陰謀渦巻く加賀百万石」(金沢) 平成6年10月17日放送
脚本:葉村彰子 監督:矢田清巳 - 主なゲスト
- 翠香院:藤間紫 郷田頼母:川合伸旺 長左衛門:御木本伸介
- 御老公たちはいよいよ旅の目的地金沢へ。だが前途には次から次へと忍びの群れが立ちはだかる。田鶴浜でさらわれた香織は、翠香院と正嗣の犬千代ともども、寺のお籠り堂に幽閉されてしまう。それは一行をおびき寄せるための罠。お堂には爆薬が仕掛けられていた。一行の運命は?! 百万石のお世継ぎを巡る陰謀を阻止できるのか?!
酵素河川敷 木の近く竹林際…街道筋 内浦街道(能登路)
金沢城櫓
寺門・イメージ …現地?
友禅染の川…桂川?大堰川?
黒谷本堂基壇…背景に庫裏…あとで経蔵前とかも
山道…いつもの?…幼杉スタンダード仕立てとか見える…坂道
水戸黄門 第23部 第12話「兄の敵はお殿様」 1994.10.24TBS
水戸光圀/佐野浅夫 佐々木助三郎/あおい輝彦 渥美格之進/伊吹吾朗 かげろうお銀/由美かおる 柘植の飛猿/野村将希 うっかり八兵衛/高橋元太郎 園江/藤吉久美子 前田利直/金田賢一 おいと/吉井丈絵 桝井帯刀/北原義郎 牛尾陣内/川辺久造 三島屋/森幹太 兜屋の伝五郎/長谷川弘 森田屋/早川純一 玉枝/船場牡丹 仙八/西田良 お時/浪花こゆき 伊与次/石倉英彦 忠吉/浜田雄史 久作/萩原郁三 鮎川十糸子 中塚和代 鈴川法子 上野秀年 西岡ちあき 野村千景 秋谷まり子 春藤真澄 浅田祐二 松尾裕之 河本忠夫 松田吉博
原作・脚本/葉村彰子 監督/矢田清巳
- 第12話「兄の敵はお殿様」(山中) 平成6年10月24日放送
脚本:葉村彰子 監督:矢田清巳
- 主なゲスト
- 前田利直:金田賢一 園江:藤吉久美子 牛尾陣内:川辺久造
- 山中温泉で湯女にされそうになった娘たちを助けた御老公一行。背後には大聖寺藩の悪家老がいて、山中塗りの利権を狙っている様子。御老公に憧れる藩主利直は町へ微行に出るのだが、悪家老が手を回し実情を全く理解していない。御老公が微行の仕方を教えようと風呂番に化けて近づこうとしたその時、女が兄の仇と利直に突きかかる。
渓流沿いの道・山側は植林杉…遠望から導入・山中温泉への道
岩場だらけの渓谷は清滝?
西明寺
山道 杉伐採後の山腹も
水戸黄門 第23部 第13話「姫様狙う悪の罠」 1994.10.31TBS
原作/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/矢田清巳
- 第13話「姫様狙う悪の罠」(福井) 平成6年10月31日放送
脚本:大西信行 監督:矢田清巳 - 主なゲスト
- 福姫:畠田理恵 日吉弥左ヱ門:高城淳一 倉田与太夫:久富惟晴
- 福井の城下は福姫の縁組を祝ってヤンシキ踊りの真っ最中。そんな時、助さんは忍びの群れに襲われている娘を助ける。娘は、結婚が嫌で逃げ出して来た福姫だった。一方で助そっくりの縁談相手、越後高田の若君も微行で城下に入っていた。縁談を利用し、藩政を狙う悪家老を懲らした黄門様の計らいで、ニ人は夫婦の契りを結ぶ。
水戸黄門 第23部 第14話「母を慕った逃亡者」 1994.11.7TBS
原作/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/山内鉄也
- 第14話「母を慕った逃亡者」(敦賀) 平成6年11月7日放送
脚本:櫻井康裕 監督:山内鉄也 - 主なゲスト
- 国太郎:薬丸裕英 友松:勝見和也 黒畑四郎兵ヱ:名和宏
- 敦賀の手前で一行は、鉄砲隊までくり出したものものしい盗人狩りを見た。町奉行が財布を盗まれたというのだが、そのものものしさに何かいわくありと御老公は察する。案の定、財布の中には奉行の抜荷を証明する品が。盗んだ男は、必死の逃亡。人質の男の子との間に奇妙な友情が芽生える中、瞼の母の行方を捜すが……。
- 第15話「格さんは偽りの夫」(小浜) 平成6年11月14日放送
脚本:葉村彰子 監督:高倉祐二
- 主なゲスト
- 双右衛門:織本順吉 お里:大塚良重 久保川源太夫:北町嘉朗
- 小浜を訪れた一行は、めのう細工の名人の元を訪れるが、頑固者で仕事場すら見せてくれない。一方、格之進は子連れの女に、夫のふりをして父と会って欲しいと頼まれる。その父とは頑固者の名人。女は数年前駆け落ちし、家を飛び出していた。親娘の絆を結びつけ、めのう細工の利権を狙う悪の魔の手を阻む水戸老公。
- 第16話「八兵衛夢見た若旦那」(宮津) 平成6年11月21日放送
脚本:葉村彰子 監督:高倉祐二
- 主なゲスト
- 宗太郎:草川祐馬 お小夜:塚田きよみ 蓮室軍兵ヱ:江見俊太郎
- 日頃バカにされていた八兵衛は、御老公の粋な計らいで若旦那に。一行は京都から丹後ちりめんを買いつけに来た若旦那とお供の者たちという触れ込みで、宮津に乗り込む。折りしも利権の独占を狙う寿楽屋一味が買いつけ人たちに繰り返す接待に八兵衛は大満足。しかし、本物の若旦那が現れ、一行は牢につながれる。
- 第17話「娘涙の仇討悲願」(津山) 平成6年11月28日放送
脚本:大西信行 監督:矢田清巳
- 主なゲスト
- 八重:千野弘美 おきく:尾羽智加子 白川弥一郎:近藤洋介
- 美作の国に入った一行は、夫の敵を探す八重、おきくの主従と知り合う。敵の横森が津山城下にいるらしいと聞いた御老公は、助太刀を買って出るが、横森は次席家老の保護の下にいた。横森の動向を探るため、格之進は次席家老の用心棒に召し抱えられる。果たして敵は討てるのか、娘主従に力を貸した水戸老公、津山城下の大掃除。
- 第18話「闇夜に咲いた女義賊」(米子) 平成6年12月5日放送
脚本:葉村彰子 監督:矢田清巳
- 主なゲスト
- 春日あやめ:高島礼子 升吉:谷幹一 千蔵屋勘左衛門:内藤武敏
- 米子の城下に入った一行は、手品師のあやめ太夫と知り合う。その夜、奉行の屋敷に義賊・紅夜叉が入ったが、正体はあやめ。奉行らがニ年前、あやめの実家の千歳屋を汚い手を使って潰したことへの復讐だった。正体を知った奉行は、あやめに手品を見たいと罠を仕掛ける。御老公は、奉行の前であやめと共に手品を演じるが……。
- 第19話「悲願叶えた高麗人参」(松江) 平成6年12月12日放送
脚本:葉村彰子 監督:矢田清巳
- 主なゲスト
- 佐伯市之進:荒木しげる 綾:伊藤美由紀 秀:東恵美子
- 松江に程近い温泉で、一行は横暴な姑とそれに耐える嫁と出会う。夫は武士でありながらも高麗人参を日本で作ろうと努力し、畑仕事に専心。嫁は、姉様人形作りの内職で夫を支えていた。しかし、その研究を横取りしようと、勘定奉行が悪巧み。利権を狙う悪党どもに鉄槌を下し、嫁と姑の絆を結ぶ、水戸老公の名裁き。
- 第20話「悪を糺した神楽面」(浜田) 平成6年12月19日放送
脚本:大西信行 監督:井上泰治
- 主なゲスト
- おりん:北原佐和子 新吉:安藤一夫 岩淵伝九郎:黒部進
- 古くから石州和紙で知られる浜田の御城下で、和紙作りに励む兄と和紙の面作りに工夫を凝らす弟と出会う。和紙の利権を狙う悪が蠢く中、弟は兄が作った紙で見事神楽面を作り上げるのだが、その面さえも悪は奪おうとしていた。兄弟愛に打たれた水戸老公、石見神楽の神々の名を借り、悪の根を絶つ
- 第21話「津和野銘菓は恋の味」(津和野) 平成6年12月26日放送
脚本:葉村彰子 監督:井上泰治
- 主なゲスト
- 久兵ヱ:小林昭二 重吉:土屋嘉男 佐助:佐藤佑介
- 津和野銘菓「源氏巻」を巡り、元祖と本家がいがみ合い。一行は両家に分宿するが、そこでそれぞれの娘と息子が恋仲なのを知る。しかし、両家はお互い結婚を認めない。格とお銀をそれぞれの婿・嫁にしようと言い出す始末。そんな時、利権を狙う奉行の陰謀が。小京都に潜む悪を糺し、黄門様の恋結び。
- 第22話「白いお髭の意地比べ」(萩) 平成7年1月9日放送
脚本:葉村彰子 監督:山内鉄也
- 主なゲスト
- 毛利綱広:森繁久彌 毛利吉就:竹脇無我 押尾喜太夫:鈴木ヒロミツ
- 御老公は旧友の毛利家の大殿との再会を楽しみに萩に入った。しかし待ち切れない大殿は城を脱走。早速、御老公と碁に興じるが、待った待たぬで大喧嘩に。大殿の非礼を詫びようと、息子の殿様まで城下にお微行。御老公の指南で、領内に海産物問屋の利権を狙う陰謀を知る。獅子身中の虫退治に乗り出した黄門様、無二の友との仲直り。
- 第23話「命の恩人は大嘘つき」(下関) 平成7年1月16日放送
脚本:葉村彰子 監督:矢田清巳
- 主なゲスト
- 利三郎:江藤潤 文吉:渋谷哲平 お時:長内美那子
- 御老公に茶店の勘定を押しつけようとした男は、下関にいるはずの母を訪ねる途中だった。しかし念願の再会も、放蕩息子と罵られ、散々に。そんな母が先生と慕う若者は純真そのもの。しかしその若者が興した寺は、昔男がした人助けを成行きから自分の手柄にした恩恵だった。嘘に苦しむ若者の真心にふれ、御老公は男の性根を直す。
- 第24話「お銀に惚れた人形師」(福岡) 平成7年1月23日放送
脚本:佐藤五月 監督:山内鉄也
- 主なゲスト
- 与平:頭師佳孝 お常:日高澄子 お玉:上村香子
- 御老公の目を掠めて芸者遊びにくり出した助さんと八兵衛のお陰で、博多人形の利権を巡る陰謀が暴かれる。一方、お銀にその面差しを写した人形を作らせて欲しいと頼んだ人形師は、お銀に恋を。献上品を決める人形比べに出されたお銀の人形は、見事な母子像。心を打たれた水戸老公、悪を裁いて、母の愛を説く。
- 第25話「怨念! 化け猫騒動」(佐賀) 平成7年1月30日放送
脚本:佐藤五月 監督:山内鉄也
- 主なゲスト
- 志乃:大沢逸美 小城屋芳兵衛:武内亨 中野将監:南原宏治
- 佐賀の城下は化け猫が出ると大騒ぎ。騒動の発端は、一年ほど前、首席家老が心臓発作で死に、その死体の傍らに黒猫が切られて死んでいたことから。そこには悪の陰謀が。化け猫の正体は、敵討ちを誓った娘が仕組んだことだった。騒動のからくりを見透した水戸老公は、娘を助け、城下の悪を大掃除。
- 第26話「悪が群がる山鹿灯籠」(山鹿) 平成7年2月6日放送
脚本:葉村彰子 監督:山内鉄也
- 主なゲスト
- おぬい:山本みどり 文吉:河原崎建三 孝助:井上純一
- 一行が出会った娘の弟は、父を超える灯籠を作ろうと思い悩んでいた。姉は弟を励ますが、弟は灯籠作りに身を入れようとしない。その隙につけ込み、献上灯籠を我が物にしようと郡代と紙問屋が悪巧み。弟をいかさま博奕に引き込み罠にかける。職人たちの真摯な努力を金に替える陰謀に、御老公が立ち向かう。
- 第27話「酔いどれ男の恩返し」(人吉) 平成7年2月13日放送
脚本:大西信行 監督:高倉祐二
- 主なゲスト
- 又平:坂上二郎 しのぶ:本阿弥周子 人吉屋喜左ヱ門:佐竹明夫
- 御老公一行が人吉で出会った酔っぱらいは元藩勘定方の中間。亡くなった主の妻女と息子のために献身する姿が、御老公の心を打つ。一方町では、悪徳商人が藩勘定方支配頭の後ろ盾で粗悪な焼酎を売って暴利をむさぼろうとしていた。又、中間の主の死にも疑念が。上司の支配頭にいじめ殺されたという。黄門様、焼酎の里の鬼退治。
- 第28話「美人かあちゃん子沢山」(延岡) 平成7年2月20日放送
脚本:葉村彰子 監督:高倉祐二
- 主なゲスト
- お豊:西川峰子 日向屋喜兵ヱ:中島久之 山辺主膳:山下洵一郎
- 延岡で一行は、五人の子供たちと共に懸命に働く母親と知り合う。母子の悲願は、大恩ある物産問屋の若旦那の借金の返済を助けること。しかしやっと貯めた返済金も、若旦那の店から藩御用達の看板を引きずりおろすことを狙った悪徳商人と郡奉行の差し金で盗まれてしまう。悪計に怒った水戸老公、椎茸の里の悪を懲らす。
- 第29話「葵の印籠が盗まれた?!」(宇和島) 平成7年2月27日放送
脚本:葉村彰子 監督:山内鉄也
- 主なゲスト
- お咲:羽田恵理香 伊三吉:長江健次 九郎兵衛:沢竜二
- 男女ニ人組の胡麻の灰が、こともあろうに黄門様の荷物、衣裳の一切を盗んだ。賭場で振り回した葵の印籠が思いがけない波紋を呼ぶ。御老公の供の者と悪者たちに間違われ、豪華料理の大歓待。しかし、正体がばれて追われる破目に。事情を知った御老公は、ニ人を助けるためにわざと捕われる。黄門様、牢の中での世直し指南。
- 第30話「世直し剣が悪を斬る」(今治) 平成7年3月6日放送
脚本:大西信行 監督:高倉祐二
- 主なゲスト
- 片貝権兵ヱ:北大路欣也 かすみ:南條玲子 県一刀:亀石征一郎
- 助さん八兵衛と喧嘩した御老公は、舟小屋で野宿。そこで出会った男は、世直し権兵ヱと長屋の者に慕われているいい男。そんな時、利権を狙って悪が動き出す。道場主の娘を拐し、権兵ヱを血祭りに上げようと果たし状が届く。権兵ヱは実は隣国大洲藩の若君だったが、全てを捨て決闘の場へ走る。世直し剣が悪を斬り、黄門一行大活躍。
- 第31話「格さんは夫の敵」(丸亀) 平成7年3月13日放送
脚本:大西信行 監督:高倉祐二
- 主なゲスト
- お幸:川中美幸 おなみ:福家美峰 半助:赤塚真人
- 飛猿が丸亀で出会ったのは、格そっくりの男。男は荷揚げ人足の元締殺害の下手人として追われていた。一方、一足遅れて丸亀を訪れた格之進に女が刃を突き立てる。事情を聞くと、格そっくりの男を敵と狙っているとのことだが、真実は男も悪い奴から濡れ衣を着せられていた。格之進は男に化け、女の敵討ちに悪の根城へ。
- 第32話「酒にのまれて人殺し」(兵庫) 平成7年3月20日放送
脚本:大西信行 監督:山内鉄也
- 主なゲスト
- 宇佐次・亀吉:コント山口君と竹田君 喜久助:永井秀和 おかん:神津はづき
- 灘の銘酒に酔いつぶれた八兵衛は、気がつくと血のついた短刀を握っていて殺しの下手人に。駕籠屋が真犯人を目撃していたが名乗り出ない。同じ長屋に住むごろつきの犯行で、駕籠屋は仕返しを恐れていた。ごろつきの背後に巨悪がいると睨んだ御老公は、駕籠屋を説得、八兵衛の冤罪を晴らすため、白洲へ乗り込む。
- 第33話「京の都の恋友禅」(京) 平成7年3月27日放送
脚本:葉村彰子 監督:高倉祐二
- 主なゲスト
- お美津:北原佐和子 信兵ヱ:小林昭二 坊門從三位惟光:鹿内孝
- 京に入った一行は、友禅染めに命をかける娘の絵師と出会う。禁裏御用達の友禅問屋・尾州屋の若旦那は娘に恋をしており、こまめに娘の手伝いをしていた。一方裏では、尾州屋を追い落とそうと悪い公家と問屋が悪巧み。出火の罪を着せ、闕所に追い込む。娘が夢見た京友禅を守るため、御老公一行、京の都の鬼退治。
- 第34話「狸がくれた赤ん坊」(信楽) 平成7年4月3日放送
脚本:大西信行 監督:矢田清巳
- 主なゲスト
- おせき:吉野真弓 白石左近:大橋吾郎 馬場玄太夫:近藤洋介
- 狸の置物で有名な信楽にやって来た一行は、置物のそばで赤子を拾う。泣く子と地頭には勝てぬ、なかなか泣きやまぬ赤子に大弱りの一行だが、御老公が抱くと不思議と泣きやんだ。実はこの赤ちゃん、隣国の水口藩の若君様。世継ぎ争いからこの若様を消そうと刺客が蠢いていた。騒動を解決すべく、黄門様は水口城へ乗り込む。
- 第35話「悪を狙う謎の虚無僧」(彦根) 平成7年4月10日放送
脚本:葉村彰子 監督:矢田清巳
- 主なゲスト
- 日下部左近:本郷功次郎 環:山本みどり 桑原勘解由:睦五朗
- 彦根を訪れた一行は、環という目の不自由な女と知り合う。環の夫は勘定方上席であったが、一年前、悪に斬られ行方不明。一方、辺りには謎の虚無僧が出現し、環と尺八と琴とで奏で合う。虚無僧の正体は消えた夫なのか?! ニ人の「想夫恋」の響きに心打たれて、水戸老公ははびこる悪の一掃を図る。
- 第36話「迷子になった黄門様」(岐阜) 平成7年4月17日放送
脚本:葉村彰子 監督:高倉祐二
- 主なゲスト
- 三枝彦四郎:荻島真一 理絵:坂上香織 菊乃:大塚良重
- 助さんと喧嘩して別行動を取った御老公は道に迷い獣穴に落ちたが、加納藩士に救われる。藩士は傘の絵付けの仕事もしており、その工夫に情熱を燃やしていた。御隠居はどこに行ってしまったのか、一行はその行方を探すが見つからない。そのころ御老公は、加納傘を巡る陰謀に巻き込まれようとしていた。水戸老公、岐阜の城下の不正を糺す。
- 第37話「育ての母は木曽節お仙」(妻籠) 平成7年4月24日放送
脚本:大西信行 監督:山内鉄也
- 主なゲスト
- お仲:三沢あけみ 佐久間軍太夫:小林勝彦 戸隠屋六兵ヱ:北町嘉朗
- 妻籠宿で一行が泊まった旅籠の女将はその昔、木曽節お仙という錠前破り。今は足を洗っているのだが、昔の仲間が現れ、盗みを手伝えとの脅迫にその心は揺れる。生さぬ仲の娘まで奪われ、盗みに協力することを決心する女将に、御老公が取った方策とは?! 自ら泥棒になりすまし、盗賊どもを一網打尽の御老公の大活
- 第38話「悪が群がる御用金」(甲府) 平成7年5月1日放送
脚本:葉村彰子 監督:山内鉄也
- 主なゲスト
- 白坂祐之進:中条きよし 小松原金吾:伊吹剛 八木沢内蔵助:高城淳一
- 甲府の城下で御老公一行は御用金運搬の一行と出会う。道中差配役の筆頭は、甲府藩側の責任者と親友同志。しかしその親友の妹が盗賊一味に誘拐される。一味の目的は御用金運搬の道筋。人命には替えられないと差配役は道筋を教えるのだが、親友は悪の手先だった。天下の御用金を狙う陰謀に、水戸老公が立ち向かう。
- 第39話「白いお髭のお婿殿」(府中) 平成7年5月8日放送
脚本:葉村彰子 監督:高倉祐二
- 主なゲスト
- おかつ:春川ますみ 竹内数馬:藤田哲也 尾形升三郎:外山高士
- 府中宿で出会った宿屋の女将は、悪にも楯突く太っ腹な女。その女将に言い寄る悪に、御老公は機転をきかせ自分は女将の許嫁だと言って追い払う。そんな時、父の敵を探す若者が飛び込んで来る。若者は女将が昔奉公した恩ある家の若様だった。女将は若様と共に敵討ちを誓い、黄門様はニ人を助け、はびこる悪の一掃を図る。
- 第40話「闇を切り裂く白頭巾」(江戸) 平成7年5月15日放送
脚本:葉村彰子 監督:高倉祐二
- 主なゲスト
- 歌川扇之助:杜けあき お濃の方:辻沢杏子 矢部主膳:南原宏治
- いよいよ江戸を目前にして、一行は旅回りの一座と知り合う。一座を率いる太夫の美しい横顔には、なにか曰くありげな翳。一方、闇に紛れて白頭巾が悪徳商人を切り裂いた。白頭巾の正体は太夫。父が8年前長崎で、悪の陰謀により殺されていた。復讐を秘めて舞台に立つ太夫を助け、水戸老公は旅の終わりに悪を糺す。