対岸に淡路の島影を望む岬町の海浜で見かけたツルナ。
いかにも海岸植物らしい肉厚の葉っぱがとても印象的でした。
よく見ると小さな小さな黄色い花(ほんとは花ではなくガク)がぽっちり咲いていました。
大阪湾には自然の汀がほとんど無くなってしまい、この草を見た付近の渚も作り物でした。
しかし川の流れ込む部分は流送土砂で猫の額ほどの自然の浜を作っています。
ごく狭いそこに緑が萌え魚が群れ鳥が集まる、自然のメカニズムの巧みさタフさを感じました。
粒状の微細な突起がびっしり この葉っぱは食用にもなる |
ツルナの近くに生えていたネコノシタと思われる草花 塩生植物に関して不勉強なので同定できず |
撮影日 2002/11/24 大阪府泉南郡岬町多奈川谷川・東川河口