川を訪ねる旅 三川合流
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河川公園 | ヨシ原から |
国道171号を京都から大阪へ走る。天王山の麓・大山崎を過ぎ大阪府に入るあたりになると左手に川が迫ってくる。桂川最下流部である。この付近では道は桂の堤を走ることになる。
新幹線と阪急がほぼ並行する狭隘地をしばらく行くと水無瀬川を渡る。橋を渡ってすぐの左手に河川敷へ降りる道がついている。ここが河川公園となっていて、グラウンドやテニスコートが設けられ大勢の人が利用している。その先にはゴルフ場もある。
付帯する駐車場に車を停め、川のほうへ行くと深い轍の刻まれた地道がある。工事車輌を通すものだろう。そこから先にはヨシが繁り、川が見え隠れしている。ヨシをかき分け川原に降りる獣道が幾本かついている。
汀は狭いものの石を埋め込んだ護岸があり安定している。目前には宇治川と桂川の二川合流のパノラマが広がる。対岸には男山の麓の橋本の町が見える。
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淀川右岸堤から天王山 | 淀川右岸堤から男山 |
ヨシ原は背高く密に繁っていて、生き物たちの良き住処となっている。草地を行くと足元から派手な羽音を立ててカモが飛び立ったりする。
北を向くと左手には天王山、右手には男山が望まれる雄大な光景。ぷうんとアオコくさい淀の匂いが漂う。
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宇治川・桂川合流 | 桂川最下流部右岸から・堤と男山 |
駐車場の真下くらいでは合流はこのように見える。眼下には桂川が流れ、合流地点はまだ先である。
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宇治川・桂川合流 |
河川敷を更に川下へ歩き、合流に際しての砂州を目当てに再び川原に降りる。汀からは長大な砂州を形成して宇治川と桂川が合流してゆく様が望まれる。
さすがに木津川と宇治川が合流している地点は川が曲折しているのと遠いのとで見えない。
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宇治と桂を隔てる堤の終わり | 砂州の終点 |
砂州は堤下に長く伸びているが、堤下では一旦切れている。川の地形は変わりやすいので繋がっている時もあるのだろう。
人が入らないので砂州上は野鳥のパラダイスである。
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淀川のはじまり |
合流後、名実ともに淀川となった川は幅を広げゆったりと流れ出す。対岸には樟葉の丘陵が見えている。
ここからは勾配が小さくなるので、「淀」の名の如く流れは緩くなる。
寒風吹きすさぶ川原のヨシは枯れ枯れ。この続きの鵜殿のヨシ原ではもうすぐヨシ焼きが行われる。
撮影 2002.2.3 大阪府三島郡島本町広瀬