大和川ライブカメラを楽しむ
「坂東くん」は佐保川が合流したすぐあとの大和川本流を見ています。
坂東くんの住所は奈良県大和郡山市額田部寺町です。大和郡山市の南西のはしっこで、安堵町や川西町との境付近です。
上流方向ではデルタの上に建つ県の浄化センターを正面にとらえ、下流方向ではこれから支流が次々に流れ込んでくる盆地底へ向かう大和川をとらえます。
彼は大和川右岸堤防上を走る道の脇にある緊急資材備蓄庫の上の太いポールの上に設置されています。かなり高い位置からの映像になります。小屋の脇には近在の村の方が守ってこられた「大神宮・村内安全」と記された祠があります。鎮守様かなにかでしょうか。あるいは河港の名残でしょうか。
彼が見ている大和川は中流部で、ここからは水を完全に堰き止めるものは下流の柏原堰堤までありません。低平な地ゆえ水害の多い地だったと思われ、堤防も高く作られています。坂東くんの下あたりから川は向きを南西に変えます。
上流方向の映像で手前に映っている橋は板屋瀬橋で、県道108号大和郡山広陵線が通ります。橋の向こうは浄化センターで2001年12月現在工事中です。中央に立っているのはクレーンです。
下流方向の映像で画面右手に見えるのは二上山。ここからはふたこぶに見えません。
坂東くんが設置されている付近では釣りが盛んです。魚もけっこういるのでしょう、サギやカワウがたくさんいます。飛んでいる姿を見られるかも知れません。
上流方向(東南東) | 下流方向(南西) |
坂東くん直下の大和川(南) |
カメラ近くの林 | 資材備蓄庫 | 祠とカメラ |
撮影 2001.12.9 午前11時