琵琶湖流入河川 ☆淀川水系 訓:いそなりがわ |
大津市を流れる、琵琶湖に注ぐ小河川。
下阪本6丁目を南東流し、新唐崎で琵琶湖(南湖)に注ぐ。
流入の際には小規模な三角州をつくる。
下阪本6丁目 日吉中学(上写真左奥)の東付近 左上流、右下流望 |
上写真は地表流が見え出すところ。日吉中学から上は暗渠で、水脈は不明。
磯成川の流域は、大宮川が開く扇状地にあたる。
下阪本6丁目 磯成川橋から 左上流、右下流(河口)望 |
最下流部、国道から湖のほうに入った旧道付近には古い集落がある。
この付近はかつて富ヶ崎と呼ばれ、中世には物資の集散地で、馬借車借が集まり住んだという。
信長の叡山焼き打ちで坂本の町は打撃を受け、本能寺ノ変のあと光秀の建てた坂本城がなくなり、流通の中心は大津に移った。
右岸河口から上流望 林は新唐崎公園 |
河口 左手は水泳場、右手はマリーナ |
河口につくる小さな州には、葦原がある。
左岸側の浜には大宮川との間に新唐崎水泳場があり、右岸側の浜には藤ノ木川との間にマリーナがある。
左は磯成川橋たもとに鎮まる磯成神社。
弘仁2(811)年創建の古社で、日吉大社境外末社。
もと社家の祖霊を祀ったもので、今は里の氏神さま。