宇曽川  上流部  東近江市平柳・愛荘町松尾寺境


■ 宇曽川渓谷

 源流部は、愛荘町と東近江市の旧湖東町地区の境に峡谷を刻む。
この谷では、本流筋のほか支谷にまで数多くの堰堤が設けられている。
砂防工事は、伊勢湾台風で多大な被害を出したことから始められた。

宇曽川渓谷の大堰堤
堰堤下の親水護岸 堰堤下・左岸に落ちる滝
渓流 山比古湧水

 上写真は車道終点の大堰堤。この先にも道はあるが通行止め。
現在この水系では、歩行者もシャットアウトしてゲートを設けてあることが多い。
堰堤の下には階段状の護岸がなされ、川辺にはテラスがついている。
ここに湧く山比古湧水もきれいに整備されており、泉にまつわる伝説も紹介されている。

■ 宇曽川ダム

 宇曽川が山峡から出る手前には治水ダムがある。
ロックフィル形式で、堤高59m、堤長196m。余水吐から越流させてある。

湛水のはじまり バス釣り
堤体を遠望 堤体上から上流望
堤体 堤体上から下流望

 ダム湖は通常1.5kmくらい、洪水調節用なのでさして長大な湛水域はなさない。
堤体から離れた場所には釣り人が出ている。
堤体上に立ち下流を望むと、広大な湖東の野が見渡せる。

平野から見たダム  右は矢印部アップ

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