御用牙
 かみそり半蔵地獄責め

増村保造監督作品 1973.8.11勝プロ/東宝

 「日本一の十手持ち」の行動はシンプルにしてストレート、狙うは悪銭改鋳で民を泣かす元凶の勘定奉行の首ひとつ。
上つ方にも地下人にもおんなじ啖呵の「おぅ俺を誰だと思ってやがるんでぇ」の北町同心・板見半蔵の破天荒が今回も炸裂。鍛錬も相変わらず。
 発端は堕胎がもとで死んだ女の詮索から。この後は起こりの尼寺へ押し入る、金座へ入り込み凶盗を召し捕るなど八面六臂の横紙破り。
大手柄の褒賞に勘定奉行の首を所望のその場には、コマした金座の女あるじが生き証人という粋な設定で、勘定奉行の用心棒と一対一の殺陣も用意されている。
大覚寺明智門
 ロケ地、子堕し巫女の牛込の天神、日吉大社東本宮楼門か。ヒヒ爺集めて若い娘をオークションの尼寺・海山寺、不明(薬医門)。北町奉行所、御所管理事務所北門。金座、大覚寺明智門
*尼僧を連れ帰った自邸を襲撃されるくだり、怪しい仕掛けフル稼働。尼寺潜入も早桶に忍んで埋められたとこから出て来るトンデモ演出。今回も「鍛錬」シーンあり濡れ場あり、尼さんを拷問して石抱かせるなんてのもあり。

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