町奉行日記
(傑作時代劇シリーズ)
1987.5.21テレビ朝日/東映

 奉行所書役の「日誌」で前後を締めた作り。破天荒な新任奉行は実に嬉しそうに女たちと盃をかわし、重職たちに啖呵をきって濠外の親分衆の内ふところへ飛び込む。尺が短いので、徒士目付の安川は出ず。元締たちとの折衝でも、うるさ型の妓楼のオヤジに「斬る」などと脅しをかけ手早く済ます。
原作では柳橋芸者のこせいは、濠外の酒肆の女将。江戸へ帰る彼を追っかけてくる。

嵐山自転車道

ロケ地

・街道をゆく小平太、嵐山自転車道(桂川河川敷側から見上げ)
・こせいの酒肆で小競り合いのあとの帰り道、荷車から樽がだあーっと落ちてくる坂、不明(両側腰高な石垣、道は石畳)
・荷揚げ場、唐崎か(水に突き出した石垣、汀には松。沖から見るアングル)
・難波屋が吐いた情報をもとに重職方に「報告」のあと下城の小平太、大目付の堀とのくだりはやはり坂、二尊院紅葉の馬場(見上げ、見下ろし両方のアングルあり)
・江戸へ帰る小平太を追ってくるこせい、嵐山自転車道(出だしと同じく川側から、こせいの背後に東公園の木映り込み)
・濠外に通じる橋は映画村、吉原通り前の掘割に「高橋」をしつらえて雰囲気を出している。

*シリーズものと同じ45分の尺。主演の高橋英樹のほか堀郷之助は財津一郎、城代は内田稔。高橋英樹は「本間五月」寄りの「殿様」って感じ。妓楼のオヤジは小松方正でいい味。こせいは浅茅陽子、くっついてくるチンピラになべおさみ。賭場の親分の手下に曽根晴美と福ちゃんでいい具合に柄悪し、仲間に小船秋夫もちらっと。*冒頭、お城に「八代城」とテロップ。


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