銭形平次捕物控 金色の狼 森一生監督作品 1953.12.1大映

キャスト
銭形平次/長谷川一夫 お静/山本富士子
八五郎/益田キートン 三之輪萬七/東良之助 笹野新三郎/沢村国太郎
お袖/南田洋子 お歌・お夏/木暮実千代


 旗本屋敷の焼け跡で続く不審死、以前そこに住んでいて廃絶になった大名の因縁話が出てくる。その大名は能役者上がりで伊豆の金山を掘り当てた功で出世、七万両という遺産を隠しており、在り処を記した書付をめぐり騒動が起こる。お上からも七万両の行方を追うよう沙汰が来るが、平次の行動原理はあくまで庶民の平穏を守ることであった。

ロケ地
・現場周辺に影のある虚無僧を追う平次、路地不明(セットの可能性あり)
・金のありかを記した書付を入手した喜助たちが向かう箱根湯本、湖南アルプス(水車小屋はセット)

*そのままでは何の事か判らない書付の謎の歌、解いてみせるのに使う小道具が将棋の駒なのも妙味。原作は「水車の音」。


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